オミクロン株対応ワクチンの追加接種について、政府が接種の間隔を現在の5か月から3か月に短縮する方向で調整しているというニュースがありました。BA.1対応のワクチンを販売している国は少なく、9月に販売されたばかりです。臨床試験でも5ヶ月~12ヶ月後に追加接種を行っているのに、安全性はいつ確認したのでしょうか?
政府は安全性を確認したのか?
以下、TBSニュースからの引用です。
添付文書には、「少なくとも5ヶ月経過した後に接種できる」と書かれています。
添付文書や審査報告書は、下記のサイトで確認できます。
審査報告書には、臨床試験について書かれています。
上記の続きです。
2 価ワクチンについても親ワクチンと同様に、「少なくとも 5 カ月経過した後」と設定することが適切である。
と書かれています。
確かに、予防効果の持続期間が確立されていないので、3ヶ月で効果がなくなっている可能性は十分あります。けれども、効果ばかり優先させて、安全性を軽視してもよいのでしょうか。
そもそも、3ヶ月しか効果がないとしたら、ワクチンとしての役目を果たしているといえるのでしょうか。そこには触れずに、接種を勧める人たちを信用してよいのでしょうか。
なぜこんなに接種を急ぐのか?
BA.1対応ワクチンは、アメリカでは使用許可されなかったことを以前の記事で取り上げました(下記参照)。アメリカではすでに、BA.5対応ワクチンが使用されています。
そして、日本でもBA.5対応が9月13日に承認申請されています。これが承認されたら、BA.1対応を接種したいと思う人はいるのでしょうか。
以下、NHKニュースからの引用です。
BA.1対応ワクチンは、8月8日に承認申請されて、9月12日に特例承認(承認事項の一部変更を特例承認)されました。親ワクチンがすでに特例承認されているので、承認審査も早く進められるようです。ということは、BA.5対応ワクチンの承認審査も、それほど時間をかけないかもしれません。
その間に、できるだけ在庫を減らすために、接種を急いでいるとしか思えません。
日本には、起源株(親株)のワクチンもまだ余っているのに、アメリカで使用されなかったBA.1対応ワクチンも購入してしまいました。
以下、読売新聞オンラインから一部引用です。
接種後に起きている健康被害については「因果関係の評価不能」で処理をして、国民に知らせようとはせず、接種を勧めるばかりの政府が、本当に国民の命を守ろうとしているのでしょうか。
「評価不能」ということは、「因果関係がない」と証明できているわけでもありません。実際に、接種後に亡くなった方やつらい症状に悩まされている方が多数いるのだから、起きた事実として知らせるべきではないのでしょうか。このまま回数を重ねて、被害者が増えても、「評価不能」のまま無視し続けるのでしょうか。