Canada -North Vancouver-
旅の始まり Start
太平洋岸にそびえる山々と深い森が織りなす街『ノースバンクーバー』。バンクーバー国際空港からダウンタウンを経由し、ライオンズゲートブリッジを渡ると広がるこの街へと向かった。今回は壮大な自然と都会が共存するこの地を、5泊7日でじっくり山に入り続ける旅を計画した。写真で記録残しておく。
相棒 Buddies
旅には相棒が大事。2年ぶり7度目の年末を過ごすアウトドア好きの友人と。
ニューヨークの年越しで出会った話に華をさかせつついざ行かん。
レインクーバー
冬のバンクーバーはレインクーバーと言われていて、別名が着くほど雨や曇りが続き常に寒い。今回はど真ん中レインクーバーだったので行程中晴れたのは1日だけだった。山登りの雨ほど素敵なものはない。
行程 Itinerary
年末年始に山を歩こうなんて、冬のしかもカナダの山を。計画の時点から毎日国立公園に入り体も脳も心も全ては歩くために使おうと決めていた。計画はトレイルコースを決めて1日ずつクリアしていくようにした。
1日目:Capilano Pacific Trail 大きなダムのあるエリア
2日目:Baden Powell Trail 大きな岩のあるエリア
3日目:lynn canyon park 深い渓谷のあるエリア
全てのエリアが深い森になっているのにも関わらず、バスで登山口までいけるという素晴らしさ。他にもたくさんのトレイルがあったが年末まで時間もないので早速1日目の明朝から動いた。
Capilano Pacific Trail
キャピラノ渓谷や吊り橋、ダムのあるエリア
Granville Island
バンクーバーを代表する人気スポット。 観光客や地元の人達で、年中賑わっている。様々な新鮮な食材が集まる。ビールも美味しい。
Baden Powell Trail
2日目は岩の上から見える絶景を求めて、ノースバンクーバーの東にあるDeep Coveという場所へ。小さな港町。
lynn canyon park
大晦日の朝に山に入るのはどう考えてもおかしいと思いながらも、山の気持ちよさを知ってしまいつい早起きしてしまう2人でした。リン渓谷へ
ダウンタウン downtown
流石に山ばっかりだったのでアートの展示会や市内の散策もした。
とにかく海が近くて綺麗な街並み、住みやすそうという感想だった。
バンクーバーの魅力
訪れるのは5回目で今回は初めてトレイルをした。とにかく感じたのは自然と街の近さ、物理的近さが興味関心を作り日常に取り入れようと感じるんだなという事。
市街地のダウンタウンから今回行った3つのトレイルの道は全て公共のバスで行ける。住んでいる場所からお散歩がてらに原生林の溢れる場所に辿り着く。実際このシーズンに観光客の方よりも地元の人たちがいつものルーティーンの中で山に来ているのをよく見かけた。スキー場も街から20分の場所にあるので沢山の人たちがスキー板を持ってバスに乗り込んでくる。
その上で街自体バスや海を繋ぐシーバス、空港までもすぐに行けるスカイトレインなど不便することが全くない。便利の近くに不便益を得られる場所である自然が隣り合っている素晴らしい場所でした。
最後に
生命の強さを感じたトレイル旅でした。折れた木からまた新しい木が生まれていく。10年前に最後来た時よりも進化していく街の強さも感じました。
大好きな街がまたもっと大好きな街になりました。