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Canada -North Vancouver-

旅の始まり Start

太平洋岸にそびえる山々と深い森が織りなす街『ノースバンクーバー』。バンクーバー国際空港からダウンタウンを経由し、ライオンズゲートブリッジを渡ると広がるこの街へと向かった。今回は壮大な自然と都会が共存するこの地を、5泊7日でじっくり山に入り続ける旅を計画した。写真で記録残しておく。

大体このマップ内が出てきます。

相棒 Buddies

旅には相棒が大事。2年ぶり7度目の年末を過ごすアウトドア好きの友人と。
ニューヨークの年越しで出会った話に華をさかせつついざ行かん。

右の帽子の彼(2017年 NYにて)

レインクーバー

冬のバンクーバーはレインクーバーと言われていて、別名が着くほど雨や曇りが続き常に寒い。今回はど真ん中レインクーバーだったので行程中晴れたのは1日だけだった。山登りの雨ほど素敵なものはない。

年末年始はずっと雨

行程 Itinerary

年末年始に山を歩こうなんて、冬のしかもカナダの山を。計画の時点から毎日国立公園に入り体も脳も心も全ては歩くために使おうと決めていた。計画はトレイルコースを決めて1日ずつクリアしていくようにした。

1日目:Capilano Pacific Trail 大きなダムのあるエリア
2日目:Baden Powell Trail 大きな岩のあるエリア
3日目:lynn canyon park 深い渓谷のあるエリア

全てのエリアが深い森になっているのにも関わらず、バスで登山口までいけるという素晴らしさ。他にもたくさんのトレイルがあったが年末まで時間もないので早速1日目の明朝から動いた。

Capilano Pacific Trail 

キャピラノ渓谷や吊り橋、ダムのあるエリア

左側の点線のエリア
歩くと棒に当たるかのように、トレイルコースに出くわす
入り口には大きな看板
樹齢何年かの巨木がいきなり道を塞ぐ
雨で激流になっている川
鎖を使って川沿いの道をひたすらに進む
14歳の頃訪れたことのある道に出た、未だに覚えてる
キャピラノ川の公園
ダム湖のほとり
今まで見た世界のダムの中で一番激しい水量
綺麗な登山道
観光客よりも地元のランナーやわんこが沢山いた
巨木の数々
巨木とパシャリ
キャピラノ川

Granville Island

バンクーバーを代表する人気スポット。 観光客や地元の人達で、年中賑わっている。様々な新鮮な食材が集まる。ビールも美味しい。

グランビル橋の真下にある
色がとにかく濃い野菜やフルーツ
海外の市場であるこの陳列方法ワクワクする
パスタと調味料を買ったイタリアンのお店
地ビールをいただきました。(飲み過ぎ)
夜の景色もいい感じ。海の近くの風景素敵
宿に戻り食事を作る材料を購入、野菜と果物沢山 80💲ぐらい
骨付きの豚ロース美味しかった、付け合わせにポテトとタイム

Baden Powell Trail

2日目は岩の上から見える絶景を求めて、ノースバンクーバーの東にあるDeep Coveという場所へ。小さな港町。

右側の点線のエリア
ディズニーのケープコッドみたい
朝焼けの桟橋
「また山きたよ」の顔
トレイルのコース標識がいたるところにある
連日の雨で勢いすごい
原生林の山
ひたすらに頂上へ進む
出現した岩
岩から港、その奥のバンクーバーの湾が一望できる
下山後は冷えた体をスープで温める、真ん中のジャムは使い道わからなかった
朝6時からやってるドーナツ屋さんへ
甘かったけどはちみつたっぷりで美味しい
番外:宿が最高だった。ノースバンクーバーの麓

lynn canyon park

大晦日の朝に山に入るのはどう考えてもおかしいと思いながらも、山の気持ちよさを知ってしまいつい早起きしてしまう2人でした。リン渓谷へ

ノースバンクーバーの北
リンってそういうスペルなんだ
生態系の大切さを学ぶ
川にむけて下り続ける
ここにきて初めての晴れ間にテンション増増
深い谷
シダ
山の中は意外と暗い、晴れでも
いかにもくまが現れそうな川
生命の始まる予感
「全然違うところに出た」

ダウンタウン  downtown

流石に山ばっかりだったのでアートの展示会や市内の散策もした。
とにかく海が近くて綺麗な街並み、住みやすそうという感想だった。

通りから壮大な山の景色、山と海と街がとにかく近い
バンクーバー美術館へ
港には大きな公園もいくつもある
スーパーもオーガニックな商品多いし、広告も健康志向強い街なのかも
日本のお菓子なども売ってたりする
麹専用の棚
年越しそばもお陰で食べれた
ノースバンクーバーからみるダウンタウン
アイスリンクに人が集まるのもお国柄
地ビールが安い。クラフトビールなのに1缶250円ぐらい
人気のラーメン屋さんはゴジロー(めちゃうまかった)
日本風ホットドッグで拡大しているお店
王道の惣菜パンのラインナップ、ラーメンとほぼ変わらない値段(美味しかった)

バンクーバーの魅力

訪れるのは5回目で今回は初めてトレイルをした。とにかく感じたのは自然と街の近さ、物理的近さが興味関心を作り日常に取り入れようと感じるんだなという事。

市街地のダウンタウンから今回行った3つのトレイルの道は全て公共のバスで行ける。住んでいる場所からお散歩がてらに原生林の溢れる場所に辿り着く。実際このシーズンに観光客の方よりも地元の人たちがいつものルーティーンの中で山に来ているのをよく見かけた。スキー場も街から20分の場所にあるので沢山の人たちがスキー板を持ってバスに乗り込んでくる。

その上で街自体バスや海を繋ぐシーバス、空港までもすぐに行けるスカイトレインなど不便することが全くない。便利の近くに不便益を得られる場所である自然が隣り合っている素晴らしい場所でした。

最後に

生命の強さを感じたトレイル旅でした。折れた木からまた新しい木が生まれていく。10年前に最後来た時よりも進化していく街の強さも感じました。

大好きな街がまたもっと大好きな街になりました。



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BUNTA ISHIKAWA
横浜→中野 現在はイベント運営企画,組織マネジメントをしています。