聴いて楽しむ♫ 文春新書ポッドキャスト【5分で聴く♪文春新書】📻 part3👂
◎小泉悠『ウクライナ戦争の200日』
2022年2月24日にはじまったウクライナ戦争。2022年はこの戦争の話題に明け暮れた一年間でした。それから間もなく一年。
メディアにも数多く登場した、気鋭のロシア軍事および安全保障専門家・小泉悠さんが、「ウクライナ戦争の200日」を7人と多角的に語り合った、待望の対談集が『ウクライナ戦争の200日』(文春新書)です。「ロシアは絶対悪なのか」×東浩紀さん、「超マニアック戦争論」×砂川文次さん、「ウクライナ侵攻 100日の『天王山』×高橋杉雄さん、「ウクライナの『さらにいくつもの片隅に』」×片渕須直さん、「『独裁』と『戦争」の世界史を語る」×ヤマザキマリさん、「ウクライナ侵攻 戦争の分岐点」× 高橋杉雄さん、「ドイツと中国とロシアの世界勢力図」×マライ・メントライン×安田峰俊さんとの7つの対談では、複数の大国がそれぞれ異なる価値観を掲げる、複雑な世界を私たちはどう生きるべきかが語られています。
これからの世界の行方と日本の進むべき道を深く考えてみませんか?(担当:鳥嶋/聞き手:前島篤志文春新書編集長)
◎浜田敬子『男性中心企業の終焉』
ジェンダーギャップが、今なお日本企業に根強く残るのはなぜか?
グローバル企業を目指す中で、業界の中での生き残りをかけて、そしてコロナ禍でのリモートワーク普及の追い風を受けて、本気で変わり始めた日本型企業。メルカリ、NTTコミュニケーションズ、富士通、丸紅、キリン……「失われたジェンダー30年」を取り戻そうとする奮闘と変化の過程を、元「AERA」編集長の著者自身の体験を交え、豊富な取材で描き出した『男性中心企業の終焉』(文春新書)。
日本の少子化問題が改めてクローズアップされる今、働き方を再考する上で多くの人に読んでもらいたい一冊です。経営学者の入山章栄さん(『世界基準の経営理論』著者)も、「日本中の経営者・管理職に私が配りたい」と絶賛した本書の読みどころを、担当編集者が解説します!(聞き手:前島篤志文春新書編集長)
https://open.spotify.com/episode/5LSiHmzjDy8nECfyipgBvq
◎本郷和人『承久の乱』
2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」をもう一度!
本書『承久の乱 日本史のターニングポイント』(文春新書)は、北条義時を軸に、「武士の天下」を生み出した承久の乱をつぶさに描くとともに、頼朝政権の誕生から、いかにして鎌倉幕府が確立していったかを、この時代が専門の歴史学者・本郷和人さんが解き明かす一冊です。大河ドラマの主要人物が、歴史学からはどのように考えられているか、その意外な実像に驚いたり、納得したり……。
さらに時政、義時、泰時から時宗、高時に至る、北条一族の歴史をフォーカスして、鎌倉時代を網羅した本郷和人さんの著作『北条氏の時代』(文春新書)もあわせて紹介します。(語り手:前島篤志文春新書編集長/聞き手:文春新書編集部員・鳥嶋)
https://anchor.fm/hon-web/episodes/513-e1s9kqt