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【前編】ハッカソンに初めて参加してみた【都知事杯】

こんにちは、分析屋の池田です。
先日初めて”ハッカソン”というものに参加してみたので、
なぜ参加したのか?や、どんなことをしたのかを紹介します!




そもそもハッカソンとは?

「ハッカソン(hackathon)」とは、「ハック(hack)」と「マラソン(marathon)」を掛け合わせた造語です。プログラマーや設計者などのソフトウエア開発の関係者がチームをつくり、数時間から数日間、マラソンのように集中的に開発作業を行って成果を競い合うイベントのことを指します。

ハッカソンとは?実施の流れから、採用につなげるための5つの施策を解説

今回僕が参加した【都知事杯オープンデータ・ハッカソン2024】は2024.05.31~2025.03.15まで開催されており、個人的には長い!と思いましたが、
ただエントリーからを含めての期間なのと、期間中には課題の審査機関もあるので、体感的にはそこまで長く感じておりません。


なぜ参加したのか?

参加した経緯としては、他の分析屋社員さんから「こんなイベントあるんですけど一緒にやりませんか?」とデータ分析に携わっている社員への発信があり、今まで参加したことなかった+問題提起から可視化までのフローを一貫して行ったことが無かったので参加させていただきました。

参加するにあたって目的は決めていて、

  • AIを活用しながら課題をすすめていく

  • 課題提出まではやりきる

この二つを絶対目標に据えて取り組みました。


全体の簡単な流れ

エントリー~課題提出(プレゼン撮影)までに行ったことを紹介します。

エントリー

チームor個人で参加するかが選べ、僕は「個人」で参加しました

チーム編成、アイデアソン

期間中に運営チーム主催の「アイデアソン」というイベントが開催され、そこでいろんな登壇者の方のお話やチームビルディングの機会を作ってくださいました。
また別途Slackチャンネルも開設していただき質疑応答、参加者の自己紹介などのコミュニケーション設計もあり心強かったです。

課題の決定

今回のハッカソンではあらかじめ事務局の方で設定してある「行政課題」と「自由課題」の2択から課題を決められました。
(池田は自由課題にしました)

オープンデータの選定

使用できるオープンデータは「東京都オープンデータカタログサイトに掲載されているオープンデータを活用予定であること」とされていたため、その中から自分の課題にマッチするデータを選定します。

可視化

提出形式はプレゼンが伴うため「スライド資料」の作成は必須でしたが、動画デモやデモアプリケーションを使用してもOKとのことでした。

発表(プレゼン撮影)

First Stageと題し3日間にわたる課題提出期間が設けられ、各チームの都合の良い時間で収録を行いました。


まず初めにしたこと

僕がまず初めにしたことはchatGPTにプロンプトを投げて課題候補をいくつか考案してもらいました。
そこで上がってきたいくつかの候補をベースにそこから自分が解決したい問題にアプローチできないかブラッシュアップをかけていく方法で課題決定までいきました。

投げたプロンプト

都知事杯オープンデータ・ハッカソン

上記イベントのアイデア提案部門にエントリーしたいのですが、オープンデータを使用したアイデアを10個考えてください


返ってきた回答

東京都主催のオープンデータハッカソンイベントにエントリーするためのアイデアを10個考えてみました。これらのアイデアは東京都が提供するオープンデータを活用し、社会的課題の解決や市民生活の向上を目指しています。

1. リアルタイム混雑状況マップ

  • 概要
    公共交通機関や観光地のリアルタイム混雑状況を可視化するアプリ。市民や観光客が混雑を避けて効率的に移動できるように支援します。

  • 活用データ
    鉄道の乗降客数データ、観光地の入場者数データ、天気情報。

2. 災害避難シミュレーションツール

  • 概要
    自宅や職場の位置情報を入力すると、最適な避難ルートと避難場所をシミュレートできるツール。ユーザーの選択に基づいてカスタマイズされた避難計画を提供します。

  • 活用データ
    防災避難場所データ、地震や洪水リスクマップ。

3. 高齢者向けお散歩コース提案アプリ

  • 概要
    健康促進を目的とした、高齢者向けのお散歩コースを提案するアプリ。公園や名所を含む、段差や階段の少ない安全なルートを提案します。

  • 活用データ
    公園や公共施設データ、地形データ、健康関連データ。

4. シェアサイクル最適ルート提案アプリ

  • 概要
    シェアサイクル利用者向けに、目的地までの最適なルートを提案し、途中で観光スポットや飲食店の情報も提供するアプリ。

  • 活用データ
    シェアサイクルステーションの位置情報、観光スポットデータ、飲食店データ。

5. ごみ収集日リマインダー

  • 概要
    ユーザーが住んでいる地域のごみ収集日をリマインドし、ごみの分別方法を確認できるアプリ。収集日にはプッシュ通知でリマインドします。

  • 活用データ
    各地域のごみ収集日データ、リサイクル情報。

…多いので割愛します。

このようにざっくり出してもらった結果、「手軽にデータを通して生活を豊かにしてほしい」という思いが湧いてきたので、比較的分かりやすい”マップ”にちなんだアイデアにしようと方向性が固まりました。


次回予告

とここまで長くなってしまったので次回、後編の記事で「プレゼン資料の作り方」と「実際に参加してみた感想」を書くので続きをお待ちください!




ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
この記事が少しでも参考になりましたら「スキ」を押していただけると幸いです!

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