基本情報技術者試験の合格体験記
お疲れ様です。ライフサイエンス部の林です。
2025年1月に基本情報技術者試験に合格しましたのでこれから基本情報技術者試験を受ける人に向けて基本情報技術者試験の勉強方法等について、書こうと思います。
基本情報技術者試験に向けて勉強にする人にこの記事を参考にしていただけると嬉しいです。
基本情報技術者試験を取得するメリット
基本情報技術者試験のB問題は、アルゴリズムとセキュリティに分かれています。アルゴリズムの知識は、効率的なソフトウェア設計や開発に不可欠です。また、セキュリティの知識は、IT業務において、システムの保護や安全な運用に重要な役割を果たします。
出題形式の変更点
基本情報技術者試験は、最近、試験形式がCBTになり、昔とは違い、午後問題がアルゴリズムが20問中16問出題されて、4問セキュリティに関する問題が出題されるようになりました。
私のIT経歴
勉強方法の前に、簡単に私のIT経歴について紹介します。
取得済の資格
ITパスポート試験
統計検定2級
IT職歴
合計で1年半程度
合格までの道のり
学習スケジュール
私の場合、およそ6週間勉強し、合格することができました。
私は怠け者なので平日は一日、30分~1時間程度勉強していました。
休日は、平均して2時間ほど勉強しました。多い時は4時間ほど勉強できている日がありました。
今回年始後に受験したため、年末年始は1日1時間くらいでした。
使用教材
基本情報技術者試験ドットコムをメインで活用していました。
時間を決めて、一日十問解いて、しっかり理解することを繰り返しておりました。
最後の3日くらいは、落ちたくなかったため、焦りで1日1年分ずつ解いておりました。
たまに「キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者」のイラストと掲載されている問題を解いており、おそらく、掲載されている問題の半分以上は解きました。
A問題対策
テクノロジ系
テクノロジ分野で重要なのは、レジスタ、キャッシュメモリ、メインメモリのスタックなど、各要素の役割を深く理解することです。単に文章を暗記するのではなく、仕組みを自分の言葉で説明できるレベルまで理解していれば、問題の文章が変わっても柔軟に対応できます。
私は特にコンピュータに関すること全般(メモリや命令等)やアジャイル開発などのソフトウェア開発に関する用語の暗記、DNSのような英単語の頭文字をとった用語の意味はしっかり把握することを意識していました。
また、間違えた問題に対しては「2進数 基本情報」のように検索し、類似問題の演習を行うことを意識していました。この方法により、いくつかのパターンの問題に対応できるようになりました。
データベースについては分析屋の研修で習ったことや実務で使った知識が役に立ちました。
マネジメント系
ストラテジ分野にも共通することですが、この分野は用語の暗記と過去問の演習が合格への近道かと思います。
頻出するアローダイアグラムなどの工数管理については、しっかり用語を理解して、解けるようにした方が良いと思います。その他にはファンクションポイント法、類似見積もり法などの開発の見積などの用語について暗記しておくことが大切だと思います。
ストラテジ系
ストラテジ分野については、コアコンピタンス、HRテックなどニュース等で聞いたことがある言葉について、出題されており、それぞれの言葉の意味を理解する事で文章が変わっても対応できるようになると思います。IT記事や経営等のニュース等についても調べてみると良いのかもしれません。
また、散布図、管理図、パレート図などのqc7つ道具についてしっかり把握した方が良いと思います。
監査については、問題をしっかり読むことで答えにたどり着くと思います。
B問題対策
B問題は、基本情報技術者試験ドットコムに掲載されている問題を全部解いて対応しました。
スタックやキューなどデータ構造や有向グラフや無向グラフなどのグラフ理論も理解していると解きやすいと感じました。
セキュリティについては、過去問の通りに文章を最初から最後まで読むと何かしら答えが見えてくるのでその答えだと思うものを書いてみると大体正解だと思います。
まとめ
基本情報技術者試験はIT3年以下の人が受験する資格ですのでIT技術者になるための登竜門的なものです。ですので取っておくある程度の知識はあると思われるのでぜひ取ってみてください。ITパスポート試験を持った状態で受けると、結構楽にとれると思います。ITパスポート試験と基本情報技術者試験の問題は類似問題があるのでぜひまずはITパスポート試験をとっておくと良いと思います。
今後
基本情報技術者試験の次は応用情報技術者試験を取得したいと考えています。
基本情報技術者試験と比べ、問題の難易度は格段に上がり、筆記問題も含まれるため、難しい試験となっていますが、取得目指して勉強していきたいと思います。
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