ウェブ初心者向け!Web広告に関する指標
こんにちは。
分析屋の谷口です。
前回の記事では、オウンドメディア(自社サイト)に関する
指標について見ていきました。
前回の記事はこちら
みなさんはインターネットで調べ物をしている時などに、
広告が載っているのを見たことがあると思います。
全く興味ないものもあれば、ついついサイトに飛んでしまったり、
購入にいたってしまったりした経験もあるのではないでしょうか?
それらはWeb広告と呼ばれ、Google広告(Googleが提供する広告出稿サービス)や、Facebook広告(FacebookやInstagramなどに配置される広告)のようなものがあります。Web広告を出稿することにより、サイトへの流入やCVを増やす効果が見込まれます。
今回は、そのWeb広告に関する指標について書いていきます。
初心者向けとなっていますので、Web広告に少し興味がある、
これから広告を出してみたいという方は見てみてくださいね!
Web広告に関する10の指標
①インプレッション数
広告効果測定において広告が表示された回数のことを言います。
「表示回数」「imp」「imps」と呼ばれることもあります。
広告が1ページに複数あれば、広告の数だけカウントします。
②リーチ数
広告を表示した人数のことを言います。
③クリック数
広告のバナーやリンクがクリックされた数のことを言います。
④広告費用
広告にかかった費用のことを言います。
Web広告では、インプレッション課金(表示回数によって課金額が変わる)
ものと、クリック課金(クリックされた数で課金額が変わる)が一般的です。
⑤CPM
広告掲載料金の単位の1つ。
インプレッション1,000回あたりの料金を表します。
計算式:
CMP(円)=(広告掲載費用÷インプレッション数)×1,000
⑥クリック率(CTR)
広告が表示された回数のうち、クリックされた回数の割合のこと。
計算式:
CTR(%)=(広告がクリックされた回数÷広告が表示された回数)×100
=(クリック数÷インプレッション数)×100
⑦クリック単価(CPC)
広告の表示によって得られるユーザーのクリック1回あたりの
コストを示す指標です。
計算式:
CPC(円)=広告掲載費用÷クリック数
⑧顧客獲得単価(CPA)
商品購入や会員登録などのコンバージョン1件獲得するために
費やすコストのことを言います。
計算式:
CPA(円)=広告掲載費用÷コンバージョン数
⑨ROAS
広告の費用対効果を表す指標の1つ。
広告に対して得られた売り上げ金額の割合を指します。
ROASが100%以下ならその広告のキャンペーンにかけた費用は
売り上げよりも高かったことを表します。
計算式:
ROAS(%)=(売り上げ÷広告費)×100
⑩ROI
投資利益率の略称で、企業が広告に投資したコストに対し、
得られる効果(利益)の割合を指します。
費用が利益を上回る場合にROIはマイナスになります。
計算式:
ROI(%)=(利益÷費用)×100
=((売り上げ - 費用)÷費用)×100
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