<勉強会しました>物件検索サイトにおけるデータ活用紹介。(あったら良い機能)
分析屋の下滝です。
勉強会二回目を実施しました! 毎週開催です!
一回目はこちら。
今回は、T.Tさんより、「物件検索サイトにおけるデータ活用紹介~こんな機能もあったらいいな~」との発表でした!
15分のミニ勉強会の設定ですが、今回も45分くらい使ってしまいました。発表は10分ですが、色々と議論とかで増えました。
では、以下、スライドの紹介!!
物件というのは、賃貸物件のことです。このテーマをTさんが選んだ理由はこちら↓↓↓↓↓↓↓
引っ越し経験が多い方は共感できるできる部分があるかも? そういや私も引っ越しが多い! 大阪 → 名古屋 → 埼玉 → 京都 → 大阪 → 神奈川だった。。。けれど、何を重視して物件選びしたんだろ。。。
ということで、物件サイトだと検索機能はありますよね。ある意味これは、各物件に紐づくデータが色々あるってことですね。
普段気にしたことがありませんが、こういうデータと紐付いているわけですね。
・エリアデータ
(都道府県・市町村・路線・駅)
・物件・住居データ
・こだわり条件データ
・画像データ
・地図情報
多いところだと130項目以上のこだわり条件から検索ができるサイトもあると。
物件検索サイトで使われている機能・システム環境
ここで、少し視点が変わって、技術的な内容に。物件検索サイトで使われている機能・システム環境として次のような紹介。
1つ目はレコメンド(推奨)機能。
リクルートさんの記事を参考にさせてもらっています。
ちなみに、この記事にありますが『SUUMO』は「Support Useful & Unique for Most One」の頭文字とのことです。皆さん知ってました? 勉強会の参加者のみんなは知りませんでした。
続いてApache Solr(ソーラー)です。
スライドではリンクがありませんが、LIFULL HOME'Sさんが使っている事例を見つけました。
続いてAWS使ってるよーという話。
同じくLIFULL HOME'Sさんより。
2021年3月の記事ですが、LIFULL HOME'Sさんのメイン機能は物件の検索とのことで、さきほどのスライドのように、検索機能の大部分を全文検索エンジンSolrで賄っているとのことです。以下のような機能を検索エンジンで実現しているとのこと。以下引用。
・こだわり条件検索(ガスコンロ3口、2階以上、など詳細な条件での検索)
・駅・エリアでの絞り込み
・地図検索
・タグによる物件検索
・検索結果の件数
・並び順
・建物や戸ごとのグルーピング
「今、住んでいる場所」ってどうやって決めました?
再びユーザー目線に。
みなさん、どうやって決めてますか?
こんな感じで決めてるのではないでしょうか。
そして、引っ越しを経験した人は、こんな感じを持ったことがある人も?
周辺環境が大事だと!
ということで、ユーザー目線でいうと、こんな機能がまだ足りていないのでは?ということで最後のスライド。
細かく周辺環境含めて探せる物件サイトは存在しないという課題が。スーパーとかコンビニ、小学校、病院とかはある。でもカフェとか、ドラッグストアとかは? さらには、ブランドのこだわりとかもある?
色々議論
発表後色々話が出ました。
色々絞り込んで検索できるのはいいけど、ちょっと調べた後は、不動産屋さんに行って、直接話聞いたほうが便利だよねーとか。直接話し聞ける方が安心するよねーとか。治安とか。
サイト上のAIチャットボットで、話ししている感じは作れないのかねー?とか。AIでは実現できない人間らしさってなんなのー?とか。
周辺環境の条件を満たせるような検索機能がまだないのはどうしてなんだろうねー、とか。何か難しい要素があるのかねーとか。ロケスマとかの店舗情報と連携するのが意外と難しいのかねー、とか。
小学校の規模とかクラス数とかのデータもあってもいいよねーとか。
あとそもそも初めての引っ越しだと、何に気をつけて物件選びをしたらいいのか分からないんだよねーという意見も。物件選び方のレコメンド? みたいな機能もあったらしいのではーとかも。
ということで、ユーザー体験の向上のためにどんなデータが活用できるのか?! 必要なのか!? という視点でのユーザーの声の収集から整理まで、分析屋でもお手伝いできます!
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