Excelのソルバー機能の使い方～導入編～（練習問題）
こんにちは！分析屋業務効率化チームのWです！現在は、皆様の業務効率化のお手伝いや、ExcelのVBAを用いたツール作成などを行っています。
皆様！Excelの機能として「ソルバー」というものがあるのをご存じでしょうか。
ソルバーとは、数式の複数ある答えの中で、条件にあった最適な数値を導き出してくれる機能です。
このソルバーを用いることで、線形計画法の問題を簡単に解くことができます。
また、Excelとしての身近な使用例としては、この機能とExcel関数を組み合わせることにより、Excelでシフトの自動作成も行うことができます！
どうでしょうか、シフト作成にも使えると聞いて気になりませんか？
今回は、そんなソルバーの基本的な使い方について説明するために、線形計画法の練習問題を用意いたしました。実際にソルバーを用いて練習を行っていきましょう！
ソルバーの導入方法
まず、ソルバーをExcelで使えるようにしなければいけません。
とはいっても、元々Excelにソルバー機能は存在し、機能がオフの状態になっているだけなので、その機能をオンにしていくだけですので簡単です。
手順の通りに進めていってください。
① Excelのファイルからオプションを選択します
② Excelのオプションの中のアドインタブを選択し、 中央下にある管理で、Excelアドインを選択し、設定を押下します。
③ アドイン画面が出てくるので、OKを選択します
④ データタブの中にソルバーが追加されたことが確認できます
これで準備完了です！
今回はいったん導入まで！次回からは練習問題の解説とソルバーの使った演習を行っていくのですが、先に問題をお出しします。じっくり考えてみてください！
問題1
ある工場では、2種類の商品 (AとB) を製造しています。
それぞれの商品を製造するためには、異なる材料と時間が必要です。
利益を最大化するためにこれらを考慮して計画を立てる必要があります。
一日で最大の利益を出すためには、AとBをどれだけ作ればよいでしょう？
以下は問題1の条件です。
ヒント
考え方としては、以下のように整理しながらやってみてください。
時間の制約条件は1日。
つまり、不等式に表すと 2Xa + Xb ≦ 24 ・・・条件1
問題2
ある工場では、2種類の商品 (AとB) を製造しています。
それぞれの商品を製造するためには、異なる材料と時間が必要です。
また、各製品の製造にはコストがかかり、利益を最大化するためにこれらを考慮して計画を立てる必要があります。
一日で最大の利益を出すためには、AとBをどれだけ作ればよいでしょう？
以下、問題2の条件です
以上になります。ありがとうございました！
ここまでお読みいただき、ありがとうございました！
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