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結婚相談所で起業はやめとけ?需要・将来性をデータで可視化してみた【市場分析】

残り9

どもー。
分析太郎です。

色んな仕事の将来性を
分析しています。

今回は結婚相談所の
市場分析レポート
です。

仕事の将来性を把握する上で、
市場分析は必要不可欠です。

起業するにせよ転職するにせよ、
将来性を把握しておかないと
キャリア選択で誤った道を
選びかねません。

なので分析太郎が、
データとイラストを駆使して、
将来性を分析しました。

それでは、見ていきましょう。

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【第一章】結婚相談所の市場規模

 ◆結婚相談所の市場規模は?

まずは結婚相談所の市場規模から把握しましょう。
結論から先にお伝えすると、現在の結婚相談所の市場規模はおおよそ600~700億円のようです(出典:IBJ 日本結婚相談所連盟)。

600~700億円と同規模のものとしては、下記の市場が挙げられます。

・サラダ類市場(644億円・2018年)
・楽器市場(647億円・2018年)
・豆乳市場(686億円・2018年)
(出典:市場規模マップ

サラダ類・豆乳や楽器など、普段目にするものと同規模のお金が取引されているということですね。
では、今後その市場は拡大していくのでしょうか。

 ◆市場規模は今後増えるのか?

私の予測ですが、
結婚相談所の市場規模は今後も拡大すると予想されます。
根拠は大きく3つです。

①婚姻数は減少してるが、結婚意識は男女とも高いまま
②男女とも交際時間が減少傾向にある
③男女とも平均初婚年齢が上昇している

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

①婚姻数は減少してるが、結婚意識は男女とも高いまま
まずは婚姻件数の推移についてです。
政府の統計データによれば、婚姻数は減少傾向にあります。
グラフを作成しました。

婚姻数の推移(1975~2021・46年間)

46年間で46.8%の減少です。
もちろん少子化が進んでいるなどの影響はあるかと思いますが、
それでも2020年、2021年はコロナの影響が大きく、
前例がないほどの減少幅を見せています。

婚姻数の推移(2018~2021・4年間)

すごい減り方してますね…!
婚姻数は、間違いなく減少しています。
その原因として、大きく2つが考えられます。

  1. 結婚したくてもできない

  2. 結婚にそもそも関心が無い

確かに結婚への関心が薄れてきているのは事実です。
『出生動向基本調査』のデータによれば「一生結婚するつもりはない」と答えた男女の割合は上昇傾向にあります。それと反比例するように「いずれは結婚したい」と答えた男女の割合も減っています。
ただ、「いずれは結婚したい」という意識は依然として高いままです。
グラフを作成しました。

「いずれ結婚するつもり」と「一生結婚するつもりはない」と答えた男女別の割合

もし「一生結婚するつもりがない」層が、「いつかは結婚するつもり」の層を上回ったら、市場としては厳しいでしょう。ですが、まだその差は大きく開いています。

特にコロナの影響で、他社と接触する機会は大きく失われました。普通に生活していて出会える場所がないんです。このことから、婚活サービス及び結婚相談所のニーズは高まるといえるでしょう。

②男女とも交流時間が減少傾向であるため

『社会生活基本調査(総務省)』では、5年ごとに男女の1日の平均交流時間(男女問わず)を調査しています。そのデータによると、2001年以降男女の平均交際時間は減少の一途を辿っています。
グラフを作りました。

男女の1日の平均交際時間の推移(1981~2021・40年間)

女性の平均交際時間は2001年の27分をピークに減少。
特に男性の減少幅が著しく、1980年代後半から90年代前半まで31分から、2021年は10分、つまり60%近く減少しています。
2016年から2021年の前例にないほどの減り幅は、間違いなくコロナの影響ですね。

つまり、知人や友人との交流に費やす時間が減っているということは、その分出会いの機会も失われていると言うこと。
従って、結婚を目的とした人が集まる婚活サービス及び結婚相談所の需要は、今後も増えることが予想されます。

③男女とも平均初婚年齢が上昇しているため

『人口動態調査(厚生労働省)』では、5年ごとに男女の平均初婚年齢を調査しています。そのデータによると、男女ともに平均初婚年齢は増加傾向にあります。
グラフを作りました。

男女の平均初婚年齢の推移(1975~2020・45年間)
45年間の男女の平均初婚年齢比較

特に女性の場合、シビアな話ではありますが、
35歳以上では妊孕率(お腹に赤ちゃんができる率)が顕著に低下することが明らかになっています。

女性の年齢と妊孕率の変化
(引用:一般社団法人 日本生殖医学界

このことから、結婚への焦りや出会いがないことへの不安が、結婚相談所の利用を促すものと考えられます。また男性の場合も、子どもができる年齢が遅くなるほど当然子どもが成人するまでの期間も先延ばしになり、その分還暦近くまで家計に影響を与えると考えると、早めに子どもが欲しいという動機が生まれる可能性もありますね。

それでは実際に結婚相談所を開業するにあたり、ターゲットとエリアを分析していきましょう。未婚の男女が多い都道府県を特定した上で、その地域の結婚相談所の数を当てはめて、競合が少ないエリアを特定していきます。
ブルーオーシャンを探っていきましょう。

 ◆第一章まとめ

・結婚相談所の市場規模は600~700億円
・男女とも、結婚意識は高いままだが、交流時間の減少、また平均初婚年齢も上昇していることから、結婚相談所の市場は今後も拡大が予想される

【第二章】結婚相談所のターゲット・エリア


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こちらの続きは有料になります。
有料部分では、より詳細に市場を分析しています。
「え、そうだったのか!」と驚くような内容も含まれております。

結婚相談所356社の基本料金分析表
連盟から受賞歴のある相談所50社が運用しているSNS
ターゲット数に対して競合が少ないブルーオーシャン度ランキング
  • 個人で独立起業したいが、稼げる業種がわからない

  • 将来、結婚相談所を開業したい

  • 結婚相談所を運営しているが、しっかり市場を把握したい

上記に当てはまる方には、有益な情報がたっぷり詰まっていますよ。

ここまで読んでくださった皆様が、
キャリア選択で取り返しのつかない状況に
ならないことを、心から願っています。

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