柔道整復師になるのはやめとけ?需要・将来性をデータで可視化してみた【市場分析】
どもー。
分析太郎です。
色んな仕事の将来性を
分析しています。
今回は柔道整復師の
市場分析レポートです。
仕事の将来性を把握する上で、
市場分析は必要不可欠です。
起業するにせよ転職するにせよ、
将来性を把握しておかないと
キャリア選択で誤った道を
選びかねません。
なので分析太郎が、
データとイラストを駆使して、
将来性を分析しました。
それでは、見ていきましょう。
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【第一章】柔道整復師の市場規模
◆柔道整復師の市場規模
まずは、柔道整復師の市場規模から見ていきましょう。
株式会社矢野経済研究所の調査では、2021年の柔道整復師の市場規模は4,790億円と算出しています。
ぱっと見のグラフの印象としては、
市場はおおよそ横ばいで推移しているので、
今後ドカンと成長する感じはしませんね。
今の市場規模内での、イス取り争いが白熱しそうです。
ちなみに、4,790億円と同規模の市場には下記が挙げられます。
フィットネスクラブ(4,950億円)
豆腐(5,000億円)
アイスクリーム(5,151億円)
(出典:市場規模マップ)
また、国内市場全体での立ち位置はこのあたりです。
ここでは市場規模の数字(4,790億円)だけ覚えておいてください。
第四章の売上シミュレーションで、市場規模から逆算して年間1,000万円の売上を立てるのに必要な時間とコストを算出します。
次に、市場の需給バランスについて把握していきます。
◆柔道整復師の推移
それでは、柔道整復師市場の需給バランスを把握しましょう。
まずは供給側(柔道整復師・施術所の数)です。
『衛生行政報告例(厚生労働省)』の調査データによれば、2020年時点での柔道整復師数は全国で75,786人いるそうです。
過去からの推移も含めグラフにしました。
着実に人数増えてますね。
excelの予測シートで将来予測をした結果ですが、このままの推移でいけば2030年には90,000人を超えるかもしれないです。
グラフを作りました。
東京ドームの収容人数が55,000人ですから、
その1.7倍もの柔道整復師がいるということです。
めちゃ増えますね…。
それでは、施術所数はどうなのでしょうか。
◆施術所数の推移
柔道整復師の施術所数についても確認しましょう。
柔道整復師が増えるのと比例して、施術所数も増加傾向にありました。
グラフを作りました。
こちらも着実に増えていますね。
同じく将来予測をしたのですが、このままの推移で行けば、2030年には57,000箇所を超えるかもしれないです。
グラフを作りました。
以上のグラフから、供給側は概ね増えていると考えて間違いなさそうです。
それでは、需要側(整骨院を利用する人)は増えているのでしょうか。これが増えてないと、供給過剰となり競争が激しくなっていることを意味します。
これは表面的に言えることですが、
柔道整復師の数や施術所は増えているので、じゃあ市場規模も同じく増加していてもおかしくありませんが、冒頭のデータでは少なくとも2014年からは横ばいが続いており、大きく成長しているようには見えません。
つまり、需給バランスが供給に偏っている可能性があります。
それでは、需要側(整骨院を利用する人)について確認しましょう。
整骨院の利用率に関するデータはほぼ見当たりませんでした。
従って、市場規模から推定してみましょう。
その年の市場規模を柔道整復師の数で割ることによって、
柔道整復師一人あたりの売上高の平均がわかります。
この数値が横ばいもしくは増加していれば需給バランスは正常だと言えますが、減少していると、需要の取り合いが起きていることになります。
表を作成しました。
この表から、柔道整復師の需給バランスは供給過剰になりつつあることがわかります。
柔道整復師として働いたり独立・起業される方は、この事実を頭に入れて行動されてみてはいかがでしょうか。
もちろん、この情報は立地条件や技術力、営業やマーケティングへの注力具合などは含まれていないので、個別に経営状態は大きく変わるでしょう。
第二章では、都道府県ごとの柔道整復師・施術所の数と人口を照らし合わせて、どの都道府県がレッドオーシャンなのか、ブルーオーシャンなのかを分析していきます。
◆第一章まとめ
・柔道整復師市場は横ばいで推移している
・柔道整復師・施術所数は増加傾向
・柔道整復師一人あたりの売上高は減少傾向にある(供給過剰になりつつある)
【第二章】競合が多い・少ないエリア
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有料部分では、より詳細に市場を分析しています。
「え、そうだったのか!」と驚くような内容も盛り込んでいます。
個人で副業/独立起業したいが、失敗はしたくない
稼げる・儲かる業種がわからない
将来、柔道整復師で独立・起業したい
上記に当てはまる方には、有益な情報をたっぷり詰め込んでます。
ここまで読んでくださった皆様が、
キャリア選択で後戻りできない、
取り返しのつかない状況にならないことを、
心から願っています。
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