★★★★☆
鑑賞日:7月28日
イオンシネマ大高
監督: ショーン・レヴィ
出演: ライアン・レイノルズ
ヒュー・ジャックマン
〈ネタバレあり〉
ディズニー初のR指定 迷走MCUの救世主となるか
『LOGAN/ローガン(2017)』の冒涜で幕を開ける
腹立たしいが デップーだから許そう
“俺ちゃん”ことデップーは相変わらずで 観客に向けて話しかけるが
今作に至るまでの経緯も絡めつつ ディスっていく 20世紀FOXの墓場もあった
ここでおおまかな経緯をざっくりおさらい
ファンとしては大人の事情はどうでもよくて
面白い作品を作ってくれればいいだけなのに
マルチバースは失敗だったとデップーも言っていたが
「最後の試合」で「鉄人間」が逝ってしまってからは食傷気味で「蜘蛛人間」の活躍も観てはいるが以前ほどノれずにいた
そんな時に 今作デップーの新作だ
しかも傑作『LOGAN/ローガン(2017)』で有終の美を飾ったウルヴァリンを引っ張り出してきた
大きな不安と少しの期待で鑑賞 結果は“さすがデップー”と面白かった
ウルヴァリンといいバディ感だしていた
2人の(死なない)バトルは見ごたえありだ
ただ面白かったと思えたのは デップーのお下劣なところを受け入れていて尚且つ予備知識が多少あり ヒーロー映画愛があるからで
そこにノれないと単なるおふざけ映画となってしまう
クセツヨだから好き嫌いがはっきり分かれそう
ただ 混迷極まりないMCUの現状をぶっ壊すという気概は存分に伝わってきた
ショーン・レヴィ監督は鑑賞前の予習は必要なしと明言していたが
予習した方がより楽しめるだろう
だってゆかりのキャラクターが続々出てくるから
エレクトラ ブレイド ガンビット ジャガーノート…上げだしたらキリがないほどわんさか登場W
そんな中かねてより噂のレディ・デップーも現る 演じるはライアン・レイノルズの妻ブレイク・ライヴリーであった(公開前はテイラー・スウィフト説もあったな)
マルチバースを活かして 様々なウルヴァリンが登場 三頭身ジャックマンがカワイイW
これがヒットすれば 今後バディものが増えるかも?
「鉄人間」の復活も?…観たいような観たくないような 複雑だ
デップー&ウルヴィーは次のアベンジャーズとなりうるか
(text by 電気羊は夢を見た)