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自作小説まとめ2
自作小説まとめ
彼氏に神戸で誕生日をお祝いしてもらった ずっと泊まってみたかったポートタワーが見えるホテル 夜ご飯は、目の前でステーキを焼いてくれるところ ありがたくて、幸せだった でも帰り道の車では、少し機嫌が悪くなった 家でも、お酒を飲んで壁に頭をぶつけたりする彼氏にイライラした あんなにお祝いしてもらったのに、最低だ 私は人のありがたみについて、 全身全霊で感じることが苦手だ 嫌なところがすぐに思い浮かび、 一緒にいることがあたりまえになっていく 親もそうだった
急に肌寒くなって、心がズキズキする 昨日までつけていたエアコンを切って窓を開けるとカーテンが揺れる 風がピューピュー吹いている おじいちゃんが危篤だそうだ おじいちゃんはどんなことを考えているんだろう 死にたくないと思っているのかな もうやり残したことはないと思っているのかな このあいだ妹が成人式の前撮りで着物を着たときに 着物のままおじいちゃんに見せに行っていた あとで写真を見せてもらったけど たぶん、その場にいたら私は泣いてしまっていた とにかく、お
24歳まではどこかで自分のことを特別だと思っていた 自分は少し地面から浮いているのではないか 本当は人間じゃないのではないか 今、社会で生きていくことが苦しくても 自分は特別だから、いつか救いの手があって 才能が開花するか、大金持ちと結婚して 特別に幸せになれると思ってた 24歳になってから好きな人と同棲を始めた 日常に何気ない小さな幸せがあって ありがたく思っている でもそれと同時に 何者でもない誰かになっていく感覚がある 蟻の大群の一部にいるような
人と住むことが、どうしても難しい ほっといてほしくて、かまってほしくて 自分のやり方でやりたいけど、 自分ばっかりがやるのも嫌で 実家を出て同棲したらこの悩みはなくなると思ってたけど 悩みはなくならなくて また1人で泣いてる 相手の人に申し訳ない 1人で生きていけないのに、 迷惑をかけないように1人で生きたい 明日から仕事やのに 苦しくて寝れないなーと思っていると 雨が降ってきた、慰め
同棲を始めて約1ヶ月 近いのもあって1週間に1回は実家に帰る 前はあんなに居心地悪かったのに 久しぶりに帰ると居心地が良い 実家のベッドにごろんってするのが良い 布団の匂いが懐かしい 家を出たくて仕方なかったけど 今は実家も親も恋しく思う 帰り道泣いてしまうぐらい でもこれが私にちょうど良い距離だと思う 同棲させてくれて、ありがとう 本当に、ありがとう
おじいちゃんの体調が悪くなってきてるらしい あと3ヶ月生きられるかどうか、半年はもう厳しいと 緩和ケア病棟にうつることもできるけど おじいちゃんは一般病棟に残りたいと言ったらしい お医者さんに従って、退院するまで治療をがんばろうとするおじいちゃん 強い抗がん剤の薬を握りしめては頑張ってくれよと言っているらしい 副作用がきつく、もう抗がん剤も使えなくなるよう おじいちゃんがこんなに生きたいと願っているのに 私はというと、毎日しんどいだけやのに、なんで生きなあかん
昨日彼氏と焼肉食べに行った。華木やんって調子乗って爆食いした。2人とも胃もたれ。車の中で寝てしまって、夜中の3時くらいまで一緒にいたけど、今日はキャンプにいくらしい。無事に友達と合流できてるんかな。 今までうまく甘えることができなかったけど、最近付き合った彼氏は甘えるのがうまくて、こうやって甘えたらいいんやってわかった。味をしめてからは甘え合ってばっかり。くっつきすぎて、反動で離れたくなるくらいやから、幸せな悩み。 付き合う前は今から遊べる?で遊んでくれそうな友達が
親にイラつく、そんな自分にイラつく 自然と涙がでてくる こんなことを何度も繰り返してる気がする 諦めて目をつぶれる大人になるにはまだまだかかるのか 彼氏ができた すごく優しい人 これから2人がうまくいって 同じ人生を歩むことになったとして 問題を起こすのはきっと私の方 そしたらきっと、私は離れたくなるんだろうと思う 相手を傷つけるのが怖くて、そして自分から離れていくのが怖くて だから自分から突き放すようなことをしてしまう 今のところなにも問題は起こって
東京4日目 自分の家で寝ない日が続くと、やっぱり疲れる でもやっぱり都会に来ると元気でる 横浜の夜景、観覧車みながら1人で散歩したり (傘をホテルに置いてきて、雨で濡れたりしたけど) いつもの地元の同じ道を散歩するのは全然違ってる、スペシャルバージョン 東京に来る前、親と喧嘩してたことを思い出した 私は、なんであんなに怒ってたんやろうって思ってしまって悔しくなった 馬鹿らしいけど、確かに怒りたいことがあったのに、都会の夜景のせいでどうでも良くなってる そう思
今日はおばあちゃんとおじいちゃんに会いにいった おじいちゃんがとても元気そうでよかった おばあちゃんとおじいちゃんが付き合う前、 お互い、親が39歳で他界していて、 それで意気投合したということを初めて知った 他にも昔の話を色々聞いた おじいちゃんは麻雀が好きだけど、時間がもったいないから、あんなん覚えない方がいいよって教えてくれた
私は仕事に対しても、生活に対してもなんとなく不満を抱えてる。 家を出て、一人暮らしがしたい。 お母さんがうるさい。 仕事が多い。 そればっかり考えて、気付いたら1週間が終わってる気がする、、もう明日は金曜日だし。 おじいちゃんの癌が転移したと聞いた。 あと一年生きられるかどうか。 お医者さんが言うには、80歳を過ぎた人は抗がん剤の辛い治療をやめる人が多いらしい。 それでもおじいちゃんは、治療を続けることにした。 少しでも長く生きるために。 私はどうしよう。
休みの日、1人の時間 せっかくなんでもできるのに 毎回なにもできなかったな〜で終わる こんなんやったら誰か誘ってご飯に行けばよかった〜と思う 誰かとお酒を飲みながら、最近の恋愛について話したりすることも楽しいし大事やけど 1人の時間を過ごすことが得意になった方が、今後の人生の幅が広がるよなあと思う 今日本屋さんに行ったら、資格の本とかビジネス本が目につく目につく 1人の時間で、自己研鑽したほうがいいんかなと思ったり とりあえずcasaのアート特集だけ買って帰っ
やっぱり日記を書くということ 本を読むということ それをやりたいと思う 私の今の毎日は、それはそれは掴みどころがない 頭の中はずっと忙しく 夜は疲れを取ることで精一杯 休みの日に1人でいることが怖く 誰かと一緒にどこかへ行かなければ ストレスがなくならないと思ってしまっている だから本を読んで、日記を書きたい 忙しくて一瞬で過ぎていく日々にだって 孤独なときだって 意味があることを証明しておきたい
彼と行った花火大会 帰り道、私は泣いていた 結局のところ、私は自分のことしか考えてなかったし 彼も自分のことで精一杯だったのだろう 2人とも中身はとても未熟で若かった 切ない思い出になった その瞬間にどれだけ自分が傷付いても 不貞腐れるのではなく、 相手のことを考えて行動するのが大人ってこと
4月の残業は80時間を越えていた 会う人に疲れている顔をしてると言われた 目の下にクマができて鏡をみるたび驚いた だけど、就活をしていたころのことを思うと これくらいどうってことなかった 睡眠時間がとれずに帰ったら寝るだけの働き詰めの毎日だった だけど、起きた時の絶望感はほとんどなかった 就活をしていたときは毎日が絶望だったから 今はそこまで苦しくない とはいえ、モヤモヤする日もある 悲しくて泣きたい日もある 泣きたいのに泣けない自分が可哀想だ だれか
少ししんどくて、余裕がなくても 大学生のときよりは、生きるのがうまくなってる それは痛みに鈍感になってるだけかもしれんくて 私は強くなることを恐れる 人の前で強くいることはかっこいいけど 弱さを見せられる人がいないと いつか爆発するんじゃないかと思う 弱さを見せられる人はどこにいるんだろう 一緒にいると心が豊かになる人に会いたい そしてずっと一緒にいてほしい そうすれば私は強くなることを恐れなくなる もっと強くなって、誰かを守りたいと思える そんな人に