XT3とXT4についての所感。
3月から在宅が多くなり、撮影は延期延期。発売と同時にやってきたXT4をついに昨日ロケーションフォトで使用しました。そこで新たに導入したXT4についての思ったことを記します。ブライダルの前撮をした中での私の主観ですので、あしからず。
私にとってXT3とXT4の大きな違いは3つあります。
背面モニターが『3方向チルト式』から『バリアングル式』に変わった。
「3方向チルト式」は横位置時に上下のチルトと、縦位置時に上方向のチルトが可能です。「バリアングル式」は、まず初めにモニターを手前に起こす必要がありますが、より可動域は広くなっています。
簡単に言うと、フォトグラファー用からビデオグラファー用に変わった。と言う感じです。Canonを使用していた頃の9割はファインダーを覗いて撮影していましたが、XT3に変更してからは6割は背面モニターを見ての撮影に変えています。これは一眼レフカメラからミラーレスカメラの変化で光学ファインダーから電子ビューファインダーに変わったからです。
光学ファインダーはミラーでそのままが映り見えますが、電子ビューファインダーでは映像として見えます。なので電子ビューの場合は撮影前に露出が見えます。また撮影時に映像を拡大しピント調整できてとても便利です。またロー・ハイアングルが簡単に撮影でき、覗いて撮っていた時と比べると目への疲労が軽減できました。またレンズからの光軸が変わらないので撮影しやすい。
バリアングルだと可動域は広いんですが、モニターがカメラの横に出て光軸がずれるので撮りにくい。まぁこれは慣れだと思いますが、ビデオカメラはだいたい光軸とモニターは同一線上にありません。
ボディ内手ブレ補正がついた。
これは素晴らしいです。レンズにXF35mmF2RWRやXF16-55mmF2.8RLMWRなどを使用していますが、レンズにスタビライザーもない、ボディ内手ブレ補正ない。ないないづくしでもうクタクタの撮影後半にブレてしまうことがあります。XT4ではこんなことはなくなるでしょう。
ちょっと重くなった。
バッテリーを入れてボディの重さはXT3は539g。XT4は607g たったプラス68g・・・。どうでも良いくらいの違いですが、CanonからFujifilmに変える要因は重量でした。ので気になる・・・。
他にもバッテリーが良くなったり、仕様ではいろいろ良くなってます。ですがXT3はまだまだ現役なので私は使い続けます。XT4はチームメンバーに託そうと思っています。クタクタでブレることが多くなったらXT4に変えてもうおうかな。。。