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好きな時間のはなし。

婚礼前撮り、結婚式、初宮参りや七五三、それから成人式。
人生の大きなライフイベントに関わらせていただいています。
昨今、結婚式や初宮参りも思うようにできずにいる方も多いかと思います。

そんな時だからこそ、ご家族の絆を再確認できたなんて方もおられるかもしれませんね。
だからこそ私も、ブライダルカメラマンというこのお仕事が
「やっぱり素敵やなぁ」「やっぱり好きやなぁ」
「すてきな時間を一緒に過ごさせてもらえて幸せやなぁ」
なんて改めて思う今日この頃です。

結婚式ご披露宴の撮影に入らせていただくなかで、
印象的なシーンは本当にたくさんありますが
私が好きな場面は、「感謝のお手紙」です。

涙ながらに一生懸命お手紙を読まれる新婦さま。
それをそっとフォローする新郎さま。
涙をこらえ、やさしく見守るご両親。
あぁ、愛おしい。
最近は新婦さまだけでなく新郎さまも
ご両親への感謝のお気持ちを読まれるところをよく見ます。
それがまた素晴らしい!新郎さまの男泣き!
実はシャッターを切りながら100%もらい泣きしています(笑)

披露宴のクライマックスとしてご両親へのお手紙を読まれることが
定番になり始めたのは1990年代に入ってからと聞いたことがありますが、
その当時は新郎新婦からのお手紙だったそうです。
それまでは新郎新婦からご両親への花束贈呈のみだったとか。


先日、旦那さんの誕生日の前日に実家でケーキを買っておくから食べにおいで~と言っていただきおじゃましました。
わいわいケーキを食べた後、
「そうかぁもう31歳か~」「小さいときは女の子みたいやった」
「2歳のときの大けがが・・・」「兄弟がうまれて・・・」
と思い出話を数時間ほど。
何十年経っていたって語れる当時の記憶。
当時は卒倒してしまいそうな大けがの話だって今は笑って話せる。
自宅に帰ってから旦那さんに、
「ええなぁええなぁ~」と言い続けてしまうくらい、
本当に素敵な時間でした。

どのご家族にもそんな素敵すぎる想い出があって、
いろんな想いで迎えられる結婚式。
あぁ、また1人でもらい泣きしてしまいそう・・・笑

普段から想っていても、やっぱりきっかけがないと、
感謝の気持ちって伝えにくいものですね。
さらっと言ってみたい。
「ありがとう、よろしく」

お手紙なんて書こうかな。


なかがわみな

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