多読を100万語読んで感じたこと
ここでは、私が実際に多読を100万語読んで感じたことが書いてあります
内容も5分程度に収まっているので、興味がある人はぜひ読んでみてください
それでは、早速書いていきたいと思います!
多読を始めたきっかけ
私が多読を始めたのは、英語学習に挫折してしまったからです
在学中に留学しようと決めており、そのためにTOEFLという英語のテストである程度のスコアが必要でした
しかし、いくら勉強しても点数が上がることはなく、留学を諦めかけていました
そんな時に出会ったのが多読です
最初は簡単な英語の本を読むだけの怪しい学習法だという印象を受けました
また、それで英語力が伸びるなんて夢のような話だとも思いました
ただ、英語学習に行き詰まっていた私にとって他の手段はありませんでした
多読学習 0〜30万語編
多読を実際に始めたのは大学2年生の秋頃からでした
多読のルールを守り、語数が少ない簡単な本を手に取って読むようになりました
普段使っているテキストとは違い、シンプルな単語の組み合わせでほとんどの物語が作られており、単純な表現だけで英語が伝わることに感心していました
それでも、この段階で自身の英語力に劇的な変化は起きず、多読を英語学習の息抜き程度にしか考えられませんでした
多読学習 30万〜50万語編
この時期が一番辛かったことを今でも覚えています
いくら読んでも英文を読むスピードが変わらず、テストの点数もそのままでした
何のために多読を続けているんだろう、さっさと辞めてしまって他の勉強法に時間を費やしたほうがいいのでは?と何度も思いました
しかし、「100万語読み切れば英語で何でもできるようになる」という言葉を信じて粘り強く続けました
多読学習 50万〜100万語編
50万語を過ぎたあたりから自分の中で変化が起こりました
それは、英語を英語のまま理解できるようになってきたというものです
頭の中で日本語訳を思い浮かべることなく、英語で書かれた物語を理解できるようになってきました
それは比較的易しい本で起こるようになり、60万語、70万語、80万語と読み重ねるごとに「ハリーポッター」や「ロードオブザリング」などの難解な小説ですらストレスなく読めるようになりました
90万語を超えてからは、英語のジョークやギャグなども完全に理解できるようになり、様々なコンテンツを楽しめるようになりました
100万語達成&留学時の効果
最終的に留学の直前に100万語を達成し、念願の長期留学に行くことができました
多読による万端な準備のおかげで、現地での英語力はどんどん向上していきました
そもそも日本語を介さず英語を理解できていたので、スピーキングの際も日本語で考えた文を英語で話すのではなく、英語で考えてコミュニケーションを取ることができました
プログラムの後半では、自分以外が全員ネイティブという状況で授業を受け、単位を取ることができました。
多読をもう少し頑張りたい人へ
もしあなたが多読を頑張ってみたいと思うようであれば、下の多読体験記というものを読んでみてください
この記事よりも、もう少しだけ詳しい内容が書いてあります
皆さんが多読に取り組みやすい環境を作るために、今後も多読の正しい方法やオススメのコンテンツをnoteでお知らせする予定です
最後に伝えたいこと
ここでは、多読で100万語読むことによってどんなことが起こるか、自分の経験をもとに書きました
私の英語力の全てが多読によって支えられている訳ではありませんが、多読がもたらしてくれた効果は想像以上に大きかったと思います
ただ、得られるものが多かった分、学習が大変だったとも感じています
そこで一緒に多読をしてくれる仲間がいれば良かったなと考えることがあります
私は皆さんが100万語という目標を達成するために、友達や周囲の人と協力しながら、学習して欲しいと思います
ここまで読んでいただきありがとうございました!
国際交流アンバサダー ikuto