「文喫 六本木の一日店長」2人目の店長は松島倫明さん(2022/6/30)
もしもあの人が「⽂喫 六本⽊の店⻑」になったら……
こんにちは、文喫 六本木です。
6月3日にフードエッセイストの平野紗季子さんをお迎えし、好評をいただいた新企画「文喫 六本木の一日店長」。さっそく6月30日に第2回を行います!
第2回で一日店長に就任いただくのは、雑誌『WIRED』日本版編集長の松島倫明さんです。
「本と出会う本屋」がコンセプトの「文喫 六本木」で、本を通してさらに広く深い世界に出会っていただきたい。そんな想いから、「文喫 六本木の一日店長」では、様々な業界で活躍されている方を「一日店長」としてお招きします。一日店長の皆さんには、1冊として同じ本がない、約3万冊の書籍を揃える「文喫」の店長として、新たな世界を案内していただきます。
松島倫明さんに「一日店長」をオファーした理由
『WIRED』日本版の冒頭に毎号掲載されている、松島さんによる「EDITOR'S LETTER」。「EDITOR'S LETTER」を読んでいて「松島さんは、新しい世界へ私たちを誘い出してくれる『語り手』だ」と感じている方は多いのではないでしょうか。
「EDITOR'S LETTER」で松島さんは、時には小説の話から、時には生活の中の体感から始まり、雑誌の特集をめぐるトピックとその背景について、星座を指先でたどるように言及していきます。そして読み終わる頃には、特集の世界に踏み込んでいくための「地図」が、読み手の頭の中に形づくられています。
そんな松島さんが、本を使ってデザインした「新しい世界との出会いの場」を見てみたい。どんな本で、どんな世界へ誘い出してくれるんだろう? そんな想いから一日店長をお願いしました。
選書テーマは「BOOK as a TOOL/気候変動をサバイブするツールとしての本」
6月13日に発売された『WIRED』日本版VOL.45の特集テーマは「AS A TOOL」。〈60年代のカウンターカルチャー誌『WHOLE EARTH CATALOG』がいま再刊されるとしたら、そこにはどんなツールが紹介されているだろうか?〉という大胆な問いから生まれたこの特集では、「気候変動」と「サバイバル」をキーワードに、これからの世界で必要となる道具やガジェット、アイデアといった様々な“ツール”が紹介されています。
今回「文喫 六本木の一日店長」で松島さんが設定した選書テーマは、この「AS A TOOL」特集にちなんで「BOOK as a TOOL/気候変動をサバイブするツールとしての本」。松島さんの選書によるオリジナル本棚のほか、『WIRED』VOL.45で紹介されているツールの展示、イベント当日限定の「一日店長名刺」での名刺交換、ゲストを招いてのトークをお楽しみいただけます。
オリジナル本棚の書籍は、いずれも購入可能です。
トークイベントには、松島店長に加え、ホールアースカタログ専門店「CATALOG & BOOKs」の尾崎正和さんにもご登壇いただきます。
一日店長として本棚を編集した体験をベースに、本屋について、本との出会いについて、ツールとしての本について、そして「ツールを編み、カタログとして並べるという行為」について、松島店長と尾崎さんが語り合います。
当日現地へお越しいただくのが難しい方も、トークイベントのみオンライン配信チケットをご用意しています(イベント終了から1週間、アーカイブ配信も視聴できます)。
イベント概要
・日時:2022年6月30日(木)
・松島店長の勤務時間:17:45~20:30
・選書テーマ「BOOK as a TOOL/気候変動をサバイブするツールとしての本」
・名刺交換(18:00~19:00)※イベントチケット購入者のみ
・トーク(19:30~20:30)「『WHOLE EARTH CATALOG』入門:ツールを編むという行為をめぐって」
参加申込はPeatixにて募集中
※名刺交換およびトークへのご参加には、チケットの購入が必要です
※現地参加チケットをお持ちの方は、イベント開始前から「文喫 六本木」をご利用いただけます(開店時間 9:00~)