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ネイティブ英語を聞き取るコツ〜連結-linking〜
ネイティブ英語を聞き取るコツシリーズ、第一回目は「連結〜linking〜」です。日本語を見れば大体どんなテクニックかは予想がつくかと思いますが、とりあえず一般的な定義はこちらになります。
英語音声変化〜連結〜
単語の終わりが子音で、次に来る単語が母音になるとき、前後の単語が繋がって発音される変化。注意点は、スペル上は母音で終わっていても、音(発音記号)で考えた時に子音になっているということ。
例)
an apple
アンアップル=>アナップル
/ən/ /ˈapəl/ /ənapəl/
ride on
ライド オン=>ライドォン
/rīd/ /ôn/ /rīdôn/
***rideと-eで終わっていますが、発音記言上はdになるので連結が成り立ちます
far away
ファーアウェイ => ファラウェイ
/fär/ /əˈwā/ /färəˈwā/
〜練習〜
This is a pen.
中学英語の入口に戻った気分になるかもしれませんが、この文を嘲る前に完璧に発音ができているかどうか、胸を張って言える方はどれくらいいるでしょうか?(笑)何事も基本が肝心です。
ディス イズ ア ペン
↓
まず初めにThis isここのリンキングですね。
/ ðɪs / / ɪz / => / ðɪsɪz / ディスぃず
↓
そしてそこからis aも連結しちゃいます。(連続ジャンプ的な 笑)
/ ɪz / /ə; / イズ ア=>/ ɪzə; / ィザ
↓
まとめると・・・
/ ðɪsɪzə;/=>ディスィザペン
ディスイズアペンから大分変形してますね 笑
こんな感じで、連結によって視覚的に認識できる英語と聴覚的に入ってくる情報とかなり異なってきます。
ご参考になれば幸いです〜
今回はこの辺で。
sk
<補足とうんちく>
母音というと、日本語だと「あいうえお」の5つのみになりますが、英語の場合この母音が12個になります!
IPAという言語学で使われる発音チャートがありますが、母音の表は口内の下の位置を基準に発声される音として表記ます。下記はもう少し複雑な母音チャートになります。
上の左から右にFront / Central / Backが舌の位置、上から下にClose / Mid / Openが口の開きとなります。日本語でもそうですが、「イーーーーー」という音を出すときに口の形と舌先の位置を確認すると口は閉じて、舌先は前の方にあることが感じ取れるのではないでしょうか?また、「アーーーー」と音を出す際には、口は大きく開けて、舌は少し喉に近い位置にある感覚になると思います。
このアの音を出すイメージでもう少し舌を前の方に突き出すようにすると、日本語にはない「æ」の音になるといった感じです(個人的にはアの音を出す口の開きでエと言う感じ 笑 アとエの間ぐらい?)
It doesn't matter. (どうでもいい、関係ない)
このmatterのマの音です。
英語の発音は楽器を鳴らすことと思っています。
リコーダーは息を出して指で穴を押さえることで音が変わりますよね。それと一緒で、英語の発音も基本的には口から息を出すだけです。あとは口の形と舌の位置を変えるだけなんです。そこに喉を開け閉めすることで摩擦音を作ったりしてるんです。
長くなるだけなので、一旦この辺で切りましょう 笑
発音シリーズもいつかかけたらいいですかね・・・笑
画像クレジット:Photo by Brett Jordan on Unsplash
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