ネイティブ英語を聞き取るコツ
本日より、英語のリスニング力アップに特化した記事を更新したいと思います。
リスニングに大事なのは①文法力(5文型で英文の構造を理解)②単語力 ③その他諸々の要素が挙げられるかと思いますが、何よりも大切なのは文法力。5文型を知っているだけでリスニング力が格段に上がります。そして、単語はとにかく聞く!ニュースでも海外ドラマでも映画でもなんでもいいと思います。1日一回は必ず英語に触れる癖をつけましょう!そして、最後のその他諸々の要素ですが、具体的にはリスニングのテクニックになります。大学の言語学講義で初めに習うのですが、これは英語に限らずある特定の言語における発音の特徴といったところになります。
昔テレビの何か(CM?バラエティ?)で「掘った芋いじくるな」を英語っぽくいうとWhat time is it now?に聞こえるか?という実験?検証?をしていたというのがあったと思うのですが、要はそれと同じことです。(相変わらずわかりにくい・・・)なんで英語が聞けないんだろう?という問いの答えがそれということです。つまり書き言葉と話し言葉では脳の受ける情報に相違が出てしまうということです。
これはある意味日本の学校でネイティブスピーカーではない日本人の先生の授業を受けてしまっている私達日本人学生にっとては仕方がないことだと思うのですが、学生時代から所謂ジャパニーズイングリッシュに聴き慣れてしまっている耳が、いきなりネイティブイングリッシュの発音を正しくプロセスしようとしてもなかなか無理ゲーになってしまうということですね。
What time is it now?
❌脳が求める音=>ワァット タイム イズ イット ナウ?
⭕️実際に聞こえる音=>ワァッ タァィム ッズィ ナァゥ?
文字で表すのも一苦労ですが、実際に思っている音と聞こえている音が違うというのがポイントです。よく知っているWhatという単語一つ取ってみても私達が授業で習って覚えた音と、実際にネイティブが発音する音は全く別物になってしまうのです。単語レベルの話でここまで違いが出るものを文章レベルでされてしまったらリスニングで認識するのはなかなか難しい話です。
ただ、これはある程度規則性やルールを頭に入れておくだけで大分楽になると思います。
今回は単語の音声変化のルール5つを紹介して、次回以降その5つに関する説明を一つずつできるだけ丁寧にしていこうと思います。以下、覚えておいていただきたいルール5つです。
1. Linking 〜連結〜
2. Assimilation〜同化〜
3. ラ行化〜Flapping〜
4. Elision〜脱落〜
5. Weakening〜弱音〜
細かい説明はまた次回ということで。
それでは
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Photo by Daniel von Appen