【お知らせ】月刊文芸誌・文活を休刊いたします
いつもご覧いただきありがとうございます。月刊文芸誌・文活代表の並木です。表題のとおり、2020年12月から2年間発刊してきた、月刊文芸誌・文活を12月を以て休刊することに致しました。
応援していただいていた方には心苦しいお知らせです。今まで作品を楽しんでいただいて、本当にありがとうございます。
理由と致しましては、運営および作家メンバーが制作から離れざるを得ない状況が個々に重なってしまい、充分な作品の数がお届けできない状況になることです。
2年間、運営体制の安定化に取り組んで参りましたが、力不足でこのような状況となってしまい、申し訳ないです。改めての御礼となりますが、文活という活動自体を応援していただいていた方はもちろん、文活を通して生まれた作品を楽しんでいただけていた全ての読者の方々に感謝申し上げます。
お知らせを"休刊"としたのは、"再活動"を見据えた表現です。残っているメンバーは、作品制作にかけるモチベーションも、運営陣が文活を通して実現したかった思いも、熱はそのままに持ちつづけています。今はアクシデントと悪い状況が一気に重なった、というような状況なので、落ち着いた段階で再活動に向けて動きたいとメンバー内では話し合っています。
具体的には半年から一年程度で、少なくとも机上には載せるつもりです。こういう選択を取るくらいですから、先の状況はまだ見えないというのが本当のところではありますが、ファンを続けてくれる方が1人でもいらっしゃるなら、どうかお待ちいただけると大変嬉しいです。
休刊に向けた直近の活動をご説明致します。12月を以てこのnoteが入っている定期購読マガジン『文活』はいったん廃刊手続きを取らせていただきます。今続けているリレー小説の『シェアハウス・comma』の完結作品が最後の更新になる予定です。
こちらのリレー小説はまとめて紙の同人誌にしようと思っていまして、12月に定期購読マガジンに入っていただいている方には、購読を続けていただいたお礼としてプレゼントさせていただきたいと考えております。
紙の商品がいつ完成するかはまだ未定ですが、制作しだい個別にお知らせ致しますのでお待ちいただけますと幸いです。
具体的なお知らせ内容は以上になります。
最後に少しだけ、運営として思っているところをお伝えさせてください。2年間、毎月毎月新しい作品の原稿をみて、自分でも書いて。もちろん大変だったのですが、作品制作も運営も、ぼくは本当にたのしかったです。ただ書きたいから書く、ただそれだけのことを一緒にできることが幸せでした。読者の方から連絡をいただくことや、文活を通して知り合えた方が本当にたくさんいて、豊かだったなあと思います。豊か。今書いてて自然に出できたことばに自分でもしっくりきました笑。ほんとうに豊かだったなあと思います。
休刊となってしまったことは残念ですが、どんな形になるにせよ、こうした活動はまたやりたいと本気で思っていますし、文活を通して生まれた数多の縁は一生のものだと思います。
これからも小説や、創作を通してみなさんとご一緒できると大変うれしいです。これからも何卒よろしくお願いいたします。
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月刊文芸誌『文活』 | 生活には物語がみちている。
noteの小説家たちで、毎月小説を持ち寄ってつくる文芸誌です。生活のなかの一幕を小説にして、おとどけします。▼価格は390円。コーヒー1杯…
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