【能登半島地震】被災者にまな板贈る 真如苑、間伐材利用
※文化時報2024年6月7日号の掲載記事です。
元日に発生した能登半島地震の被災者を支援するため、真如苑(伊藤真聰苑主)は5月14日、石川県の穴水町災害ボランティアセンターにまな板87枚を寄贈した。まな板は同日、同苑救援ボランティアSeRV(サーブ)が地元の民生委員とともに仮設住宅を回り、被災者に直接届けた。
寄贈されたまな板は、真如苑所有の山林「青梅の杜」で環境保護活動を行っているNPO法人ベルデ(東京都青梅市)から提供を受けた。
ベルデは里山づくりで出る間伐材を利用して地域貢献を行っており、今回も間伐材を利用してまな板を作り、「被災地支援に役立ててほしい」と寄贈を申し出た。仮設住宅への入居時は通常、細かな日用品は提供されないことから、まな板は生活必需品として被災者に大変重宝されているという。
SeRVは現在2〜5人体制で穴水町災害ボランティアセンターの運営サポートを行っているほか、週1回程度、仮設住宅で足湯活動を続け、被災者の声に耳を傾けている。
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