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気候変動と宗教者の責務 比叡山宗教サミット

※文化時報2022年8月19日号の掲載記事を再構成しました。

 超宗派の宗教者らによる「比叡山宗教サミット35周年記念『世界宗教者平和の祈りの集い』」が4日、「気候変動と宗教者の責務」をテーマに開かれた。約800人が参加し、午前は国立京都国際会館(京都市左京区)で開会式典やシンポジウムを開催。午後は比叡山延暦寺(大津市)で平和への祈りをささげ、「比叡山メッセージ2022」を発表した。

 開会式典では、ローマ教皇庁駐日大使のレオ・ボッカルディ大司教が「私たちは気候変動の悪影響に脅かされている一つの家に、共に住まう家族の一員であるという認識を新たにし、強化していく使命を授かっている」などとしたローマ教皇フランシスコの平和のメッセージを代読した。

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