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真宗3派のトップ臨席 福井・陽願寺が創建550周年

※文化時報2024年10月29日号の掲載記事です。

 真宗の金城湯池と例えられる北陸路の名刹(めいさつ)、浄土真宗本願寺派陽願寺(藤枝至聖住職、福井県越前市)は20日、創建550周年と宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年の慶讃(きょうさん)法要を営んだ。福井県内に本山がある真宗3派の門主・法主らが臨席。これに先立つ午前中には、ゆかりのある真宗出雲路派本山毫攝(ごうしょう)寺(同市)に寺を開いた善鎮上人の御影(ごえい)を運び、史上初めて参拝奉告法要を厳修した。(高田京介)

 陽願寺は、吉崎の地を教化した本願寺第8世蓮如上人に毫攝寺第8世善鎮上人が帰依し、1484(文明16)年に広瀬村(現越前市)に草庵を設けたことに始まる。85年に蓮如上人が寺号を定めた。

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