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【能登半島地震】真如苑、宗援連に飲料水提供
※文化時報2024年1月19日号の掲載記事です。画像は倉庫に飲料水を運び込むSeRVのメンバー(7日、金沢市)
能登半島地震を受け、真如苑(伊藤真聰苑主)は、宗教者災害支援連絡会(宗援連、代表・島薗進東京大学名誉教授)が行っている飲料水(ミネラルウォーター)の配布支援に協力し、北陸本部(金沢市)を水の保管と配布拠点として提供することを決めた。
宗援連は昨年12月、真如苑から備蓄水の提供を提案されたことを受け、各地の宗教施設への配布を計画していた。能登半島地震の発生で急遽(きゅうきょ)、緊急救援物資として被災地に送ることにした。
北陸本部に6日、トラック1台分(2リットルペットボトル6144本)の飲料水が到着。認定NPO法人日本災害救援ボランティアネットワーク副理事長の渥美公秀・大阪大学大学院教授と稲場圭信・同大学院教授らが飲料水126本を受け取った。
7日には生協グリーンコープが384本、曹洞宗系のシャンティ国際ボランティア会(SVA)が162本を受け取り、8日までに石川県の七尾、羽咋両市や能登町に届けた。
7日には真如苑救援ボランティアグループ「SeRV(サーブ)」も金沢、七尾両市と内灘町の物資集積所、社会福祉協議会などに計588本を届けた。
真如苑の担当者は「今後も北陸本部を配布拠点として、各団体と協力し、被災者の支援を継続していく」と話している。
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