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【能登半島地震】支援継続誓う教団 真宗大谷派が事務始め
※文化時報2025年1月17日号の掲載記事です。
真宗大谷派は7日、真宗本廟(東本願寺、京都市下京区)の御影堂(ごえいどう)で宗務所の事務始め式を行った。木越渉宗務総長はあいさつで、発生1年を迎えた能登半島地震について「息の長い支援を誓った教団であることを心に留めてほしい」と呼び掛けた。
金沢教区選出の宗議会議員でもある木越宗務総長は、元日は本山での修正会の後、自坊光專寺(石川県かほく市)に戻り地震発生時刻の午後4時10分に鐘をついたと伝えた。音を聞いた門徒30人ほどが集まったといい、「一人一人が大きな痛みを抱え、祝うことだけだった正月が誰かを思う正月になった。われわれは決して一人ではない」と力を込めた。
能登支援と並んで最重要課題として挙げる各教区での宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃(きょうさん)法要にも言及。「われわれが念仏することが宗祖の喜びだ」と語った。
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