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戦犯知る教誨師題材に法話 真宗大谷派天満別院

※文化時報2024年10月18日号の掲載記事です。

 真宗大谷派天満別院(奥林曉輪番、大阪市北区)は3~5日、今年の報恩講を営んだ。法話は前輪番で佐世保別院の武宮信勝輪番が「迷いに立つ」と題して行い、3日は仏教学者の花山信勝師(1898~1995)の証言から、念仏の教えをひもといた。(高田京介)

 花山師は、太平洋戦争後に戦争責任を裁いた東京裁判を巡り、東京・巣鴨拘置所で日本人唯一の教誨(きょうかい)師=用語解説=を務め、太平洋戦争開戦時の首相で、戦後はA級戦犯として絞首刑に処された東條英機を含む約50人の最期を見届けた。

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