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循環型農業へ「お土」作る
※文化時報2022年5月31日号の掲載記事です。
大本(出口紅教主)が教祖・出口王仁三郎聖師の故郷、京都府亀岡市曽我部町穴太(あなお)に整備した堆肥場で、発酵堆肥の製造が本格化している。「みづほAIZEN発酵堆肥」と名付け、7月にも15トン程度を出荷できる見通し。信仰に根差した豊かな土壌を作ることで、循環型農業の普及を目指す。(主筆 小野木康雄)
堆肥場は1058平方メートルの敷地に5トンのピット8基と農業用倉庫などを備えており、昨年11月に完成した。外郭団体の一般社団法人愛善みずほ会と農事組合法人大本が協力し、仕込みを行っている。木材くずや神苑内の落ち葉に、乾燥鶏糞と米ぬか、発酵促進剤を加えて4~6カ月間、熟成させる。
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