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宇宙寺院を応援しよう 人工衛星開発へCF開始
総本山醍醐寺
※文化時報2023年9月5日号の掲載記事です。
真言宗醍醐派総本山醍醐寺(仲田順和座主、京都市伏見区)と宇宙ベンチャーのテラスペース株式会社(北川貞大代表取締役、京都府京田辺市)は8月28日、共同で開発する宇宙寺院「浄天院劫蘊寺(ごううんじ)」のサポーターを募るクラウドファンディング(CF)を始めた。醍醐寺霊宝館で同日、記者発表とセレモニーを行った。目標金額は300万円で、期間は11月24日まで。(藤田楓、望月紫織)
劫蘊寺は、10センチ×20センチ×30センチの超小型人工衛星を基に開発。人工衛星の一部区画に大日如来坐像と両界曼荼羅(まんだら)を安置し、高度400~500キロの軌道上で地球を周回する。2024年の打ち上げを目指しており、総事業費は約2億円を見込む。
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CFは株式会社マクアケにて実施。今回は第1期として、人工衛星の開発に向けたサポーターを募集する。できるだけ多くの人に参加してもらえるよう、最低4千円から応援購入できるリターンを設定。お守りステッカーや御朱印など、9種類を用意している。
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