【能登半島地震】信貴山から300万円 息長く支援
※文化時報2024年2月2日号の掲載記事です。
信貴山真言宗総本山朝護孫子寺(鈴木貴晶法主、奈良県平群町)は1月25日、能登半島地震の義援金として、大本山成福院、大本山千手院、大本山玉蔵院の山内3カ寺と共に計300万円を日本赤十字社奈良県支部に贈った。
朝護孫子寺は山内に募金箱を設置している。同寺ゆかりの寅(とら)の月に当たる2月には、本堂で毘沙門天王秘仏御開扉を行い、賽銭(さいせん)箱に入れられた浄財もそのまま義援金に充てる計画という。
合わせて寅の月限定の御朱印授与や節分大法要(3日)、信貴山寅まつり(24、25日)で多くの人出が予想されることから、被災地支援を広く呼び掛ける方針。
朝護孫子寺では、阪神・淡路大震災や東日本大震災でも復旧・復興を願い、息の長い支援を続けてきた。能登半島地震でも山内を挙げて被災地に寄り添う姿勢を示している。奈良県庁で行われた贈呈式で、鈴木法主は「亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げる」と述べた。
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