
名古屋別院離脱を再考 大谷派有志
※文化時報2022年8月26日号の掲載記事を再構成しました。
真宗大谷派の有志が集う「名古屋別院離脱問題を考える会」が『真宗大谷派名古屋別院 離脱問題関係資料集』を発刊し、18日に名古屋教務所(名古屋市中区)で記念講演会を開いた。教団問題=用語解説=を取材したノンフィクションライターの落合誓子・乗光寺坊守が「『東本願寺紛争』はなぜ起きたのか―私たち僧俗に問いかけられたもの」の講題で話し、同会の河合利政・西乘寺住職が経過説明などを行った。
落合坊守は、若い世代に「紛争が間違いだった」という声があると指摘。「紛争があったから現代の教団がある。その上で、教団をどう考えるかが大事」と話し、教団問題の経緯を解説した。
ここから先は
1,659字
/
2画像
¥ 300
サポートをいただければ、より充実した新聞記事をお届けできます。よろしくお願いいたします<m(__)m>