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国宝御影堂をVRで 真宗高田派、1月から上映

※文化時報2022年10月11日号の掲載記事です。画像はVR 映像が上映される新宝物館のイメージ図。

 真宗高田派は来年1月9日に始まる報恩講「お七夜(しちや)」で、本山専修寺(津市)の国宝御影堂などを仮想現実(VR)で見せるプロジェクトを始める。9月28、29の両日に行われた第176宗議会(大西眞純議長)で、経費を盛り込んだ特別会計の新設など10議案が可決・成立した。年内に完成する新宝物館で上映する。

 文化庁が推進する「日本博イノベーション型プロジェクト」から補助を受ける。文化と芸術の発信によって、国内外の観光需要を高める事業で、本山専修寺は「VRで魅せる専修寺の絵画・彫刻が放つ浄土世界の美のオーラ」と題して応募し、採択された。特別会計の予算8735万円のうち、4200万円を賄う。

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