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石田純一さん生前葬、仏教9宗派合同供養…好調だった「エンディング産業展」

※文化時報2024年9月6日号の掲載記事です。

 葬儀・埋葬・供養など終活関連の企業が集う「第10回エンディング産業展」が8月28、29の両日、東京都江東区の東京ビッグサイト南展示棟で行われた。昨年に続き、斎場経営の東京博善(和田翔雄社長、東京都港区)が主催。2日間で1万3318人が訪れ、3日間で1万2019人だった昨年の来場者数を上回った。メイン会場では約170の企業・団体がブースを構えたが、仏教寺院の出展はなく、ITを活用したサービスや資産運用、新たな葬儀の在り方を提案する企業などが目立った。(山根陽一)

 イベントステージでは28日、一般社団法人仏教情報センター(白川淳敬理事長)が、コロナ禍や能登半島地震の物故者を追悼する伝統仏教9宗派の合同供養を営んだ。天台宗、真言宗古義(高野山真言宗、真言宗東寺派)、真言宗新義(室生寺派、豊山派、智山派)、浄土宗、浄土真宗本願寺派、真宗大谷派、臨済宗、曹洞宗、日蓮宗から僧侶約30人が出仕し、各宗派の儀式、祈禱(きとう)などの特性を生かした法要を行った。

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