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自然共生サイト、寺社で初の認定 東本願寺渉成園

※文化時報2024年11月15日号の掲載記事です。

 真宗大谷派真宗本廟(東本願寺)の飛び地境内、渉成園(枳殻邸(きこくてい)、京都市下京区)が、神社仏閣では初めて国の「自然共生サイト」に認定された。民間の取り組みで生物多様性の保全が図られている区域を支える制度で、1日に渉成園内の園林堂(おんりんどう)で認定証の授与式が行われた。(高田京介)

 自然共生サイトは、2022年の生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で30年までに陸と海それぞれ30%以上を健全な生態系に保全する「30by30(サーティ・バイ・サーティ)」を国際目標として定めたことをきっかけに、環境省が23年度から認定を始めた。全国に253カ所ある。

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