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増進法制定を見越して
※文化時報2023年5月26日号掲載の社説です。
性的少数者=用語解説=への理解を深めるための「LGBT理解増進法案」が18日、国会に提出された。超党派の議員連盟が中心となって作成した議案を、自民党が保守派に配慮して表現を改めた。当事者や支援者は「大きく後退した」「骨抜きにされた」と抗議しており、通常国会の会期末に向け、審議がどのように進展するかは見通せない。
法案は2年前にまとまっていたが、「伝統的家族観」を重視する保守派の反発で、国会提出が見送られた経緯がある。今回は同性婚を巡る差別的発言で首相秘書官が2月に更迭されたこと、広島で行われた先進7カ国首脳会議(G7サミット)に間に合わせたかったことなど、岸田文雄政権の事情があると報じられている。
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