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袴田さん再審無罪「信仰の話できれば」 カトリックの支援者喜ぶ
※文化時報2024年10月8日号の掲載記事です。
いわゆる袴田事件=用語解説=を巡り、静岡地裁(国井恒志裁判長)で9月26日に開かれた再審公判で無罪判決を受けた袴田巖(いわお)さん(88)は、死刑確定後にカトリック信者となった。同29日に静岡市内で開かれた集会に、巖さんは判決後初めて公の場に姿を現し、喜びを語った。同じカトリック信者で、長年支援に携わってきた支援者からは「拘禁状態にある中での発言で驚いた。今後は信仰の話ができるかもしれない」との声が上がった。(高田京介)
袴田さんは1980(昭和55)年に死刑が確定。その数年後には収容先の東京拘置所で教誨(きょうかい)師の故・志村辰弥神父らに出会い、頻繁に面会を重ねた。84年のクリスマスイブ(12月24日)には洗礼を受け、獄中で無実の訴えや信仰心を日記につづった。
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