【能登半島地震】写経原資に義援金 真言宗智山派
※文化時報2024年1月30日の掲載記事です。
真言宗智山派は18日、能登半島地震で被災した石川、富山、新潟の3県に対し、日本赤十字社を通じて義援金各50万円を贈った。災害対策として同派が続けている「平穏への祈り」の写経で納められた浄財を原資としている。
智山派は教化部時局対策課に年間を通じて災害対策本部を設置しており、地震発生の翌2日には北陸、長野南部、長野北部、新潟第1、同第2、同第3、佐渡の各教区と連絡を取り、見舞いと安否確認を行った。3日にはホームページに見舞い文を掲載した。2カ寺の被害が確認されている。
宗務庁や総本山智積院の智積院会館など各所に義援金箱を設置。他宗を含めた被災地支援については、全日本仏教会などと連絡を取り合って対応する。
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