見出し画像

【能登半島地震】秋季大祭で復興祈る 泉涌寺派法樂寺

 真言宗泉涌寺派大本山法樂寺(小松光昭住職、大阪市東住吉区)で9月28日、秋季大祭が行われた。境内では能登半島地震の被災地に贈る支援金が集められるなど、被災地に心を寄せる大祭となった。

 境内に護摩壇を組み、柴燈大護摩供を奉修。小松住職の息子の優人さんをはじめ、山内僧侶や修験僧が出仕した。小松庸祐上院は、自分の代わりに苦を受けてもらう仏教の「代受苦」の考え方を紹介し「能登半島地震からの一日も早い復興を祈りましょう」と、参拝者らに呼び掛けた。

 その後、大阪府佛教青年会の有志による恒例の仏壇供養が行われ、西島泰伸会長(浄土宗)は「仏様にお仕えしてきた仏像とお位牌を、信仰の力と祈りの炎で土に帰らせていただく」とあいさつした。

 引き続き、本坊で茂山一門による狂言が奉納された。

【サポートのお願い✨】
 いつも記事をお読みいただき、ありがとうございます。

 私たちは宗教専門紙「文化時報」を週2回発行する新聞社です。なるべく多くの方々に記事を読んでもらえるよう、どんどんnoteにアップしていきたいと考えています。

 新聞には「十取材して一書く」という金言があります。いかに良質な情報を多く集められるかで、記事の良しあしが決まる、という意味です。コストがそれなりにかかるのです。

 しかし、「インターネットの記事は無料だ」という風習が根付いた結果、手間暇をかけない質の悪い記事やフェイクニュースがはびこっている、という悲しい実態があります。

 無理のない範囲で結構です。サポートしていただけないでしょうか。いただければいただいた分、良質な記事をお届けいたします。

 ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

いいなと思ったら応援しよう!

文化時報社
サポートをいただければ、より充実した新聞記事をお届けできます。よろしくお願いいたします<m(__)m>