【能登半島地震】秋季大祭で復興祈る 泉涌寺派法樂寺
真言宗泉涌寺派大本山法樂寺(小松光昭住職、大阪市東住吉区)で9月28日、秋季大祭が行われた。境内では能登半島地震の被災地に贈る支援金が集められるなど、被災地に心を寄せる大祭となった。
境内に護摩壇を組み、柴燈大護摩供を奉修。小松住職の息子の優人さんをはじめ、山内僧侶や修験僧が出仕した。小松庸祐上院は、自分の代わりに苦を受けてもらう仏教の「代受苦」の考え方を紹介し「能登半島地震からの一日も早い復興を祈りましょう」と、参拝者らに呼び掛けた。
その後、大阪府佛教青年会の有志による恒例の仏壇供養が行われ、西島泰伸会長(浄土宗)は「仏様にお仕えしてきた仏像とお位牌を、信仰の力と祈りの炎で土に帰らせていただく」とあいさつした。
引き続き、本坊で茂山一門による狂言が奉納された。
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