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ジェンダー平等 女性聖職者は増えるか

※文化時報2022年10月7日号の掲載記事を再構成しました。写真は左から井上順孝センター長、西永亜紀子代表、髙橋美清住職。

 日本の宗教界でジェンダー(社会的性差)平等は進むのか。世界経済フォーラムが2022年7月に公表した「ジェンダーギャップ報告書」によれば、日本の達成率は146カ国中116位で、先進7カ国(G7)では最下位となっている。伝統教団では女性聖職者が少ないが、宗教社会学の権威で国際宗教研究所宗教情報リサーチセンター(RIRC)の井上順孝(のぶたか)センター長は「女性の社会進出が進む昨今、宗教界でも自然に女性が増えるはず」と予測する。(山根陽一)

軒並み低い伝統教団

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