お墓のサブスク「偲墓」広がる 省スペース・引っ越し可
※文化時報2024年10月11日号の掲載記事です。サムネイル画像は偲墓事務局提供。
墓石を利用したサブスクリプション(定額制)型の供養サービス「偲墓(しぼ)」が広がりをみせている。真宗高田派浄誓寺(津市)の稲森栄政住職(45)が発起人となり、仏具店「佛英堂」(野呂英史代表、三重県松阪市)、墓石店「begod」(井上岳史代表、奈良県桜井市)と共同運営。核家族化で弔いの形が大きく変化する昨今、省スペースで移動可能という手軽さが評価され、宗旨・宗派や檀家の枠を超えて人気を集めている。(佐々木雄嵩)
利用者の負担軽減
《供養を知り尽くす僧侶、仏具店、墓石店がタッグを組んだ「偲墓」は、複雑な料金体系を排し、利用者のニーズに沿った供養を展開している》
――「偲墓」はどのようなサービスですか。
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