同時流行を危機とせよ
※文化時報2022年11月11日号に掲載された社説です
今冬は、新型コロナウイルス感染拡大の第8波とインフルエンザの同時流行が懸念されている。政府・自治体や専門家の呼び掛けを意識しながら、宗教界としても危機感を持って対策を練るべきだ。
インフルエンザの患者数は毎年約1千万人に上っていたが、コロナ禍以降は激減した。マスク着用や消毒、手洗い・うがいなどの感染症対策が取られていることが主な要因とみられている。
だが、季節が反対の南半球にあるオーストラリアでは、6月にインフルエンザが大流行した。入国制限・行動制限の緩和と相まって、日本でも感染拡大を警戒する専門家は多い。
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