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「im-a-good-gpt2-chatbot」いったい君は何者だい?
突如として現れた「im-a-good-gpt2-chatbot」(ないしim-also-a-good-gpt2-chatbot)というLLMモデル。
X上で目にした時にはすでに性能がすごいと話題に。
だれが公開したのかも、どんなモデルなのかもわからず、そして「gpt2」というちょっとなぞいネーミングでみんなの注目の的。
(最新情報追えていないかもなので、すでにソース出てたらすみません_ _)
そしてSam Altmanさんもこの意味深なツイート笑
i do have a soft spot for gpt2
— Sam Altman (@sama) April 30, 2024
im-a-good-gpt2-chatbot
— Sam Altman (@sama) May 5, 2024
なので実際に試してみて正体を暴いていこうじゃありませんか!笑
というか、ちょっと「im-a-good-gpt2-chatbot」、通称”GPT2”を試すのに一癖あるのでその解説もしながら、無料なので、ぜひみなさま体験してみましょう!という趣旨の記事です。
GPT2と対話するまでの手順
下記リンクにアクセス
https://chat.lmsys.org/
(人間かどうか確認して(笑)、その後のアラートも「OK」をクリックして進んでください)Arena(battle)という画面が表示されます
どうやら多くのLLMモデル同士をアリーナでバトルさせるってコンセプトのようです?(たぶん)画面下部の「👉Enter your prompt and press ENTER」フィールドへ自由にプロンプトを入力して「Send」を押すとチャットが始まります!
これ始めわかりにくいと思うのですが、左右に2つのLLMを同時に生成させてどっちが良い?というバトルをさせているみたいです。
ModelAとModelBの画面に同時に出力が行われます。一旦ABともの生成が終わったら、AとBの下に現れる「A is better」か「B is better」のボタンをクリックするとモデル名が出現します。
ここが「im-a-good-gpt2-chatbot」(alsoという名前が入っているバージョンも存在してます)であればガチャ成功です笑
実は「im-a-good-gpt2-chatbot」も多くのLLMの中からランダムにしか現れないので出るまでガチャ感覚で試してください!
出現してからは普通に対話形式でのチャットが可能なので様々GPT-4等で難しいと感じていたプロンプト等ある人はぜひ試してみると良いと思います^^
使ってみた
![](https://assets.st-note.com/img/1715336587791-ELtg5MM7bz.png?width=1200)
入力したプロンプト
ちょっと純粋にやりたいと思っていることを詰め込んでみました笑
ChatGPTのようなサービスでAIを利用するだけではなく、今後LLMの技術を活用したAIエージェントの開発需要がさらに高まっていくと思います。というかすでに高まっています。しかしエージェントを開発するための思考法は慣れが必要でありすぐに誰でもアイデアを思いついたり開発できるというものではないと感じています。そこでエージェント開発スキルを体感できるハッカソンを開催しようと考えました。具体的なハッカソンのプランや当日参加者のみんながエージェントを開発するために各自個性的なアイデアを出しやすくなるような面白いテーマ等を提案してください。今回の私の指示以外にもあなたがもっと良くなると思う要素があればそれもぜひ提案してください。
GPT2が生成した回答
### LLMエージェント開発ハッカソンのプラン提案
#### 目的
- LLMを活用したエージェント開発スキルを身につけ、創造的・実用的なエージェントのアイデアを具現化する。
- 参加者同士の知識共有とネットワーキングを促進する。
#### ハッカソンの概要
- **期間:** 2日間
- **会場:** オンラインまたはオフライン(コワーキングスペースなど)
- **参加者:** 個人、チーム(1〜4人)で参加可能
- **テーマ:** 「未来のエージェント」
- **賞:** 最優秀賞、技術賞、デザイン賞、ユニーク賞など
#### ハッカソンのスケジュール
- **Day 1:**
- 09:00 - オープニングセッション(目的・ルール説明、審査基準、スケジュール)
- 09:30 - アイデアソンセッション(テーマ発表、ブレインストーミング)
- 11:00 - チームビルディング & アイデア決定
- 12:00 - 昼食
- 13:00 - 開発開始
- 15:00 - メンタリングセッション1(技術、デザイン、プロダクトの専門家によるアドバイス)
- 17:00 - 進捗報告 & フィードバック
- 19:00 - 夕食
- 20:00 - 開発続行(オーバーナイト開発可能)
- **Day 2:**
- 09:00 - 朝食
- 09:30 - メンタリングセッション2
- 12:00 - 昼食
- 13:00 - 開発締め切り
- 14:00 - プレゼンテーションセッション
- 16:30 - 審査 & 投票
- 17:30 - 結果発表 & 表彰式
- 18:00 - クロージングセッション & ネットワーキング
#### 審査基準
1. **革新性:** 新しいアイデアやアプローチがどれだけ盛り込まれているか。
2. **実用性:** エージェントが実際に問題解決に役立つかどうか。
3. **ユーザーエクスペリエンス:** デザインや使いやすさの点でどれだけ優れているか。
4. **技術的実現性:** LLMや他の技術をどのように効果的に活用しているか。
5. **プレゼンテーション:** コンセプトと実装の説明方法、プレゼンテーションの質。
#### メンタリングサポート
- **技術サポート:** LLM関連技術(プロンプト設計、ファインチューニング、API利用)
- **デザインサポート:** UX/UIデザイン、ユーザビリティ
- **プロダクトサポート:** ビジネスモデル、プランニング、マネタイズ
#### テーマの提案例
1. **「未来の仕事を支えるエージェント」**
- リモートワーク、フリーランス、プロジェクト管理支援など。
2. **「教育革命エージェント」**
- 生徒の個別ニーズに合わせた教材作成、学習進捗のトラッキング、家庭教師支援。
3. **「ヘルスケアパートナー」**
- 健康管理、食事指導、メンタルヘルスサポート。
4. **「個性を活かすエージェント」**
- 個人の趣味やスキルに基づいた自己啓発、趣味の深掘り、コミュニティ形成サポート。
5. **「スマートシティアシスタント」**
- 都市の交通、エネルギー、セキュリティ、住民サービスの最適化支援。
#### 追加提案
1. **事前ワークショップ:** ハッカソン直前に、LLMの技術的な基礎とプロンプトエンジニアリングの基礎を教えるワークショップを開催。
2. **プロンプト設計コンペ:** プロンプトデザインのスキルを競うためのミニコンペを開催し、優れたプロンプト設計者を表彰。
3. **コラボレーションツール:** オンライン参加者のために、共同編集ツール(NotionやMiro)やコミュニケーションツール(DiscordやSlack)を活用。
4. **フィードバックセッション:** プレゼンテーション後に審査員からの直接フィードバックを受けるセッションを設ける。
### まとめ
このハッカソンは、参加者がエージェント開発スキルを磨きながら、独自のアプローチで未来のエージェントを開発する刺激的な場となるでしょう。テーマやメンタリングサポート、審査基準の明確化により、参加者が個性的なアイデアを出しやすくなります。
…いや、すげーっす。
まとめ
テーマの提案例だけでも普通に秀逸。
ちょっとXでも投稿してますが、GPT-4ではこんな回答だろうなぁと想像しながら使っていることも多くて、その想定を裏切ってくれた時に自分の思考が加速して良いアウトプット出せるみたいな使い方をしてたりするんですが、GPT2だとしっかり想定をいい意味で裏切ってくれる感じ。嬉しい、楽しい。
「im-a-good-gpt2-chatbot」、通称GPT2が話題ですが、使ってみるとまたフェーズが変わりそうな体験・・・
— ぶんかい@AIで遊ぶ人 (@bunkaich) May 9, 2024
なんだろ...GPT-4とか普通に使うと、ある程度生成される回答が予測の範囲で、予測できない生成が起こった時におもしろっ!てなるんですが…
このモデルはやく自由に使えるようになってほしい!!というの切実な思いです。開発用途でも使ってみましたがこっちの意図の汲み取りがうますぎる感じがして、ワクワクしちゃいます。
このGPT2さん、果たしてどうやって公開されるのでしょうか。
たぶんこういったモデルがバンバン出てくるとき、Difyを使いこなせていたら恩恵を存分に受けられると思います。
「Dify Lab」というLINEオープンチャットのコミュニティを運営してます。
このコミュニティではDifyの知見や情報が色々なレベル感でシェアされていきながら、サポートもしあえて、みんながDifyとAIの進化の波に乗っていけるようになったら良いなぁと思っていたりします^^
もしよろしければご気軽にご参加ください!