男子学生から大人気! 高級シャーペンの特徴を紹介 <後編>
近年、高機能でデザイン性の高い高級なシャーペンをお買い求めになる男子学生が増えています。
そこで今回は、当店で人気の高級シャーペンをいくつかセレクトし、それぞれの特長をまとめてみました。
前編はこちら
後編では、以下の6つを紹介します。
KURUTOGA DIVE/三菱鉛筆
書くたびに芯が回ってトガリ続けるシャープペンシル「クルトガ」。そのシリーズ最上位モデルとして2022年に登場したのがクルトガダイブ。
シャープペンシルでは珍しいキャップ式が採用されており、キャップを外すと自動的に芯が繰り出される仕組みになっている。さらに、筆記中は筆圧の強弱や芯の硬度などに合わせて適量の芯が繰り出される機能も搭載されているため、筆記前も筆記中もノックする必要がない。
価格は5500円(税込)と高価格だが数量限定で2度販売したところ、いずれも完売で爆発的な人気商品となっている。継続品として2023年3月に販売された第三弾では、新色としてアビスブルー、トワイライトオレンジ、デンスグリーンの3色が追加された。
S30/パイロット
パイロットは、「勉強、事務、製図などさまざまな場面で使うことができる万能シャープペンシル」をSシリーズとして次々と販売している。そんな中、S20(エストゥエンティ)では木軸が採用され、ユーザーからも高い関心が寄せられた。軸の素材として使われている樹脂含浸カバ材は、触り心地が良く、使い込むうちにツヤがでるため経年変化が楽しめる。
このS20のシルエットをベースに新たな機能を追加して進化させた商品がS30(エスサーティ)。
S30の最大の特長が、「オートマチック機構」。
1回ノックしたら、芯が切れるまでノックをしないで書き続けることができる。使用後は、ペン先を机などに押し当ててノックするとスリーブがしまえるので、誤ノックでポケットを汚す心配がない。
カヴェコスペシャルペンシル/kaweco
シンプルでクラッシックなデザインが最大の魅力。キャップの上部に刻まれているブランドロゴがカッコいい。八角形の軸と程よい重量感で安定した書き心地が楽しめる。購入するとおしゃれな缶のペンケースがついてくる。クリップは別売り。
ロットリング600MP/rotring
ペン先、軸、ノックキャップなどほぼすべてが金属材料でつくられている製図用シャープペンシル。軽量なシャーペンは10g程度に対し、ロットリングの重量は約22gと適度な重量がある。軸は細く、六角形で、グリップはローレット加工(細かい凹凸)が施されているため持ちやすい。
余分な装飾をそぎ落したかっこいいデザインも魅力。カラーバリエーションが豊富で全8色ある。スリーブは精細で壊れやすいため、落とさないように注意が必要。
サファリシャープペンシル/LAMY
ドイツの老舗ブランドLAMY社が展開するサファリシリーズは1980年に生み出され、万年筆やボールペン、シャーペンといったラインナップがあり、世界中で愛され続けている。
特にグリップの形状が特徴的で、両サイドにくぼみがあり、親指と人差し指で正しく持てるように設計されている。
また、ラミーを象徴するワイヤー製のクリップは、デニムなど厚めの素材やポケットにもしっかりとはさむことができる。また、カラーバリエーションが充実しており、ポップなカラーからスケルトンモデル、特別カラーの限定モデルまで展開しており幅広い世代から支持されている。
ジョッターコアライン/paker
高級感ただようデザインとpakerを象徴する矢羽をモチーフにしたクリップが印象的。身に着けるだけでも特別な気分を感じさせてくれる。
ジョッタースペシャルなどほかのシリーズでは樹脂製だったが、コアラインでは、ステンレススチール製でつくられており15gと重厚感がある。また、一般的なシャープペンシルより長さが短くてコンパクトなため、手帳にはさんでもはみだしにくいサイズ感なのも魅力。
ボディが細いので、指の感覚が伝わりやすく、手帳やメモなど細かい文字を書くのにも向いている。
まとめ
今回、12種類のシャープペンシルをピックアップしました。デザインに特化しているシャープペンシルやプロ仕様の機能がついているものなどそれぞれのメーカーが工夫されていることや、どういう経緯でそのシャープペンシルが誕生したのかという歴史を知ることもできるとても良い機会になりました。
それぞれ特長が違うので、皆さんのライフスタイルに合わせて、自分にピッタリの1本を探してみてくださいね。
(スタッフS)
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