2022年11月17日 消滅誰何
サムネイルは野良仕事をしてる時の私です。
昨日は短歌の本を読んでいたので今日は漫画の感想を書いていくぞ!
はい。
今日読んだ漫画はつばな先生の「誰何suika」
本作は漫画の表紙に描かれているようにアイドル物!
女子高生5人が学校にアイドル部を作って歌やダンスを練習して頑張ってライブをしようね〜!って内容です。人を騙すならそう説明します…
まず本作の設定として思春期の子供だけにおこる現象があり、作中で現象の名前は明記されていませんが、思春期の子供が「穴があったら入りたい」「この世から消え去ってしまいたい」と思うと実際に消えてしまうという設定があります。
主人公である姫あやかは学園のアイドルと呼ばれるくらい顔が良い子です。
そんな子が学校にいたら告白したくなっちゃうのが男子です。
そして振られる…
結果、消滅!w
いや笑い事じゃないんだが?
とそんなふうに男子生徒が何人も玉砕覚悟で告白してきて何人も消滅していくものだから主人公が病んでしまうんですよね…
片手が消えかけたりもするし。
それで親友に消えてほしくなくて何とか現世に繋ぎ止める為に友達が考えたのがアイドル活動!って訳なんすよね〜
死神のアイカツ?
これには理由があって消えてしまった人が現世に戻ってきたパターンがあって、それは気がついたら楽しみにしていたライブや映画を見る瞬間に戻ってきていた事例があり、「じゃあ主人公がアイドルになってライブすれば消えた人たち戻ってくるんじゃね?」的なノリでアイドル活動をする事になります。
そこには素敵なお友達や後輩、厳しいけど真面目な顧問でアイドル部!頑張って行きま〜す!が本当の内容です。
これがね…
面白いんですよ。
つばな先生の漫画を読んだことがある方がいらっしゃればわかるんですが、先生の漫画は大概一癖も二癖もある内容です
私はその癖がめちゃくちゃ琴線にぶっ刺さってエモエモなのですが、何も知らず「あっ!可愛い女の子だ!」と思って単行本を買うと真後ろからこん棒で叩きつけられた衝撃に襲われます。
皆さんも先生の単行本の第七女子会彷徨や惑星クローゼットを読んでこん棒で殴られましょう。
そして本作はというと薄っすらとこん棒が後ろに待機して振り降ろそうとしてる感じで1巻が終わります。
私は見えないこん棒に怯えてしまう…
女の子が可愛い区アイドル活動しているのに何故こんなにも不穏な空気を感じるんだ…?
大人って奴は…
とここまで書いてこんな時間なので私も消滅します。
スゥ…
それでは。
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