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2022年11月16日 コンビニに生まれかわってしまっても、2000円のイーブイ
今日は短歌の本を読みました。
それがこちらの西村曜さんの書かれた「コンビニに生まれかわってしまっても」です。
短歌と聞くと学生だった時に授業で教わった記憶が思い出すくらいには身近にはなく、それこそ本をそこそこ読む私も短歌の本も買って読むのは今回が始めて。
それで短歌の本を始めて買ってみて思ったのですが非常に良い…
例えるなら私の中の干からびたスポンジに水分が染み出して以前のハリをスポンジが取り戻した様な気持ちになれました。
要は凄くエモかったんですよ。
生きろって釘宮理恵の声で言え そしたら言われなくても生きる
この短歌、私が現代短歌に知識が疎すぎるのに急に釘宮理恵というオタク好き好きワードが出てきて一気に現代短歌の世界が身近に感じられる気がしません?
多分する。
もののけ姫のキャッチコピーにも生きろって書かれてるけど、アシタカに「生きろ、そなたは美しい」って言われた方が生きる活力がみなぎってくる。私はサンじゃないけど。
そんな風にして読み進めて行ったら気がついたら読み終わった後に3回くらい読み直しちゃった。短歌っていいですね…
持ってません温めません付けません要りませんいえ泣いていません
読み直してこの短歌が一番私の琴線に触れた短歌でした。
現代短歌の"現代"の部分を凄く感じられ、尚且つ誰しも体験した事のあるレジ前でのやりとりでのエモ。
もう、好き…
とここまで短歌っていいンゴねぇ…と書いていたのですが、こと人に進めるとなった場合漫画や小説等と比べ文字数が少なく金額も2000円にいかないまでも少し高いイメージがあって中々に人に勧めづらいのが短歌の本を買って私が思ったことです。
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そこで私の今日取ったこの写真を見てください。
ポケモンガチャ(2000円)をしたら単価100円くらいのイーブイがガチャから出てきた画像です。
2000円使ってガチャを回してもこのカスみたいなイーブイしか出ないんならね…それならみんなは短歌の本も買って文化人になろうね!
私は生まれかわったら1000円ガチャになって他人の射幸性をジャブジャブ刺激したいです。
それでは。