ネイティブライクへの道〈22〉~教員を続けるということ~
Welcome again to "A Journey to a Native-Like Speaker of English"!
去年の9月12日から始まったこのシリーズは、ELSA Speak という発音トレーニングアプリの効果を調べるとともに、私の英語教員としてのつぶやきを載せています。
このアプリは、Hikaruさんの記事で初めて知りました。
前回の投稿から今までの進捗状況
3月1日(月)83%ネイティブ「上級者」 (リスニング99%, 発音83%, 流暢性87%, イントネーション77%, 強勢95%)
3月2日(火)84%ネイティブ「上級者」 (リスニング99%, 発音83%, 流暢性87%, イントネーション77%, 強勢95%)
3月3日(水)84%ネイティブ「上級者」 (リスニング99%, 発音84%, 流暢性88%, イントネーション77%, 強勢95%)
3月4日(木)84%ネイティブ「上級者」 (リスニング99%, 発音84%, 流暢性88%, イントネーション77%, 強勢95%)
3月5日(金)84%ネイティブ「上級者」 (リスニング99%, 発音84%, 流暢性87%, イントネーション77%, 強勢95%)
3月6日(土)84%ネイティブ「上級者」 (リスニング99%, 発音84%, 流暢性88%, イントネーション77%, 強勢95%)
3月7日(日)83%ネイティブ「上級者」 (リスニング99%, 発音82%, 流暢性88%, イントネーション78%, 強勢95%)
3月8日(月)84%ネイティブ「上級者」 (リスニング99%, 発音83%, 流暢性88%, イントネーション78%, 強勢96%)
3月9日(火)82%ネイティブ「上級者」 (リスニング99%, 発音81%, 流暢性88%, イントネーション78%, 強勢96%)
3月12日(金)82%ネイティブ「上級者」 (リスニング99%, 発音81%, 流暢性88%, イントネーション78%, 強勢96%)
3月14日(日)82%ネイティブ「上級者」 (リスニング99%, 発音80%, 流暢性88%, イントネーション78%, 強勢96%)
3月16日(火)82%ネイティブ「上級者」 (リスニング99%, 発音81%, 流暢性88%, イントネーション77%, 強勢96%)
3月17日(水)83%ネイティブ「上級者」 (リスニング99%, 発音82%, 流暢性88%, イントネーション77%, 強勢96%)
3月18日(木)83%ネイティブ「上級者」 (リスニング99%, 発音81%, 流暢性88%, イントネーション77%, 強勢96%)
言い訳ですが、今は学年末で仕事が忙しく、ストレスも多く、家に帰るとグッタリで、このアプリをやるのも忘れて寝てしまうことが度々ありました。
教員を続けるということ
私が最近思ったこと…きっとどんな仕事も同じなんでしょうが…「教師」っていう仕事にあまりに理想を求めすぎると、現実に嫌気がさして、続けられなくなる。でも、少しは理想を抱いていないと、何のためにこの仕事に就いたのか分からない。
何事もほどほどが大事なんですね。
今は学年末で、私は教科主任をやっているので、私は英語科の先生たちの要望や個人的な条件を聞きながら、来年度の科目の持ち方(どの先生がどの科目を何クラス持つか)を調整しています。
これがなかなか難しい。当たり前ですが。
人間関係の嫌な部分をこれでもかと見せられる。毎年そうだけど、でもなかなかメンタルにきます。特に、信頼していた先輩の先生の嫌な部分を見てしまうと。
でもって、さらに、私がすごーく忙しかった日に、ポカをしてしまったことが今日発覚。
そうしたら、副校長がイヤーな感じで、鬼の首取ったかのように責めてくる。こっちは謝っているのに!他の先生たちは、「よくあることだよ、大丈夫だよ」とフォローしてくれているのに!
疲れました。
でも、1994年からもう26年続けているこの仕事。私は他に何も出来ることが無いし。教えるのは好き。英語も好き。英語愛はそんじょそこらの英語の先生には負けない自信がある(笑)。
すみません、今日は支離滅裂。この辺でやめときます。
That's all for now! See you next time! Until then, keep practicing!
私(1970年生まれ、インターネットが登場する前に大人になった)の英語学習歴… 子供英会話教室(当時はまれ)に通ったのがきっかけで、中学生頃から自分で英語漬けの生活を始める(中学校での壮絶ないじめからの逃避願望もあった)。NHKラジオ講座、文化放送「百万人の英語」、FEN(在日米軍ラジオ放送)、アメリカ映画、アメリカの十代向け雑誌など。フツーの公立中に通いながら、中2で英検2級。高校は海外帰国生が全生徒の3分の2という私立高校(ICU高校)で、アメリカ英語の洗礼を受ける。帰国生に負けまいと英会話スクールに通う。高2で英検準1級。高3で英語の先生に帰国生と間違われて内心ガッツポーズ(笑)。大学(ICU)で英語専攻。英会話スクールにも同時に通う。大学2年で英検1級。アメリカ人の教授について卒論も英語で書く。アメリカの大学院に1年在籍、アメリカ史を専攻して挫折して帰国。高校の英語教員になり、25年。その間、TOEIC 980点、通訳ガイド(通訳案内士)、TESOL(英語教授法)修士号(Temple University Japan)を取得。NHKラジオ講座は中学生以来、時々ブランクはあるけれど、聞いている。今は、アメリカのリアリティ番組にドはまり中。Podcast も好き。
「ネイティブライク」という言葉について… native-like という形容詞で、「ネイティブ・スピーカーではないけれど、それに非常に近い」という意味です。
「ネイティブ・スピーカー」という概念について… 応用言語学者の中には、ネイティブ・スピーカー至上主義(native speakerism)を批判する人も少なくありません。私も、ネイティブ・スピーカー至上主義は支持しません。私がこの記事で「ネイティブライクになりたい」と言うのは、発音練習が私の趣味だからです。英語はいろんな文化的背景を持った人たちがコミュニケーションのツールとして、第2言語として使うものですから、その人たちの第1言語(母語)に影響された英語(訛りのある英語)が使われるのは当然のことです。訛りのある英語も、アメリカやイギリスのニュースキャスターが使う英語も、言語として優劣は無いと考えています。世界には、native speaker の英語教師よりも non-native speaker の英語教師の方が、はるかに数多く存在します。私もその non-native speaking teacher of English であることを誇りに思っています。