J eigo J ジューンとジェフの語学気まぐれ日記 "in sync" 〈5/5/2021〉
Welcome to "J eigo J," our journey of language learning!
今日も、ジェフと古民家カフェでおいしいパンケーキを食べた、英語オタクおばさんです。はちみつレモンパンケーキ、最高!
見た目も芸術的ですよね!
そして、午後は2人が今ハマっている、イギリスのTVシリーズ、「第一容疑者」(原題 Prime Suspect)を観ました。
(追記:どこで観られるのかお問い合わせがあったので、アマゾンのリンクを貼りました。)
もう今から30年前、1991年から2006年までの間に、15話だけ作られた推理サスペンスものです。私たちは、おとといから、6話観ました。(1話が100分くらい。)以下に、私がなぜ面白いと思うか、理由を書いてみます。
1.主演のヘレン・ミレン演じる女性警部テニスンのキャラと私生活が面白い。刑事ものなので、正義感に燃える刑事って、よくあるキャラだけれど、テニスンはもっと現実的で、かっこいいだけではない。
仕事中心の生活をするあまり、恋人にふられたり、自分の昇進のために、ちょっとした取引をしたり。不倫で妊娠して、涙を流しながら中絶手術をする決断をしたり。
ドラマとしては、犯罪推理が話の中心ですが、彼女の私生活の苦悩もちょいちょい出てきます。
ヘレン・ミレンって、美人過ぎないところが良いっていうか、適度に顔の皺とかあって、体形もお腹の周りにちょっとお肉がついていて、親しみがもてる(笑)。これが、日本人のアラフィフ女優だと、皺とか全く見せないし、体形もモデルみたいで、全然現実味が無い。
2.男社会で孤軍奮闘するおばさん警部を応援したくなる。男性の同僚や部下は、彼女が失敗することを期待する奴らばっかり。これは、働く女性、特に男性が多い職場で働く女性にとって、「わかる、わかる!」って感じ。
でも、彼女の頭の良さと熱意に、最初は「女の指示なんて聞きたくない」って言っていた、おじさんの部下達も、少しずつ彼女の味方をするようになる…。それでも、やっぱり、男性と完全に平等に見てもらうには、まだまだ時間がかかりそう。
イギリスでこうなんだから、日本ではそりゃ、女性が大変なのは当然だ。ま、1990年代のイギリスと現在の日本を比べても、まだ日本の方が意識は遅れていると思う。
ところで、このドラマをジェフと観ている途中で、ジェフが「ちょっと止めて、トイレに行くから」と言うので、私も「実は私も行きたかった!」と言って、2人で順番にトイレに行くことが何回かありました。
そんなとき、ジェフが言った一言。"I'm glad our bladders are in sync."(同時にトイレに行きたくなって、良かった。)
意訳してしまうと、上のようになりますが、直訳すると「膀胱がシンクロしていて、良かった」。この英語の言い回し、面白いなぁって、私は思っちゃった。
それでは、今日はこの辺で。
That's about it for today! Thank you for reading!