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言いっぱなし日記~学問に王道なし~

写真は、10年以上前にハワイの土産物店で買った、マグネット。「アタシをビビらせようったって無理よ、アタシはセンセイなんだから。」

昨日の記事でちょこっと触れたけれど、昨日の放課後、「教科主任会議」なるものがあり、正に上意下達方式で、校長の意を汲んだ副校長からお達しが。

今年、校長が鳴り物入りで導入した、リクルートのスタディサプリ。私達教員は何も言っていないのに、校長と副校長?の判断で勝手に導入した。(団体料金だから個人で入るより安いとはいえ、生徒の積立金から払っている。)それを自宅学習の課題にして、生徒に取り組ませ、生徒が実際に取り組んだ割合を%で出せと言う。毎月、クラスごとに。

そもそも、何でスタディサプリなのか、全く理由も説明されていない。スタディサプリって、要は、たーくさんのオンライン授業の動画があって、生徒はその中から、見たいやつを選んで見たり、診断テストで自分の弱点とされた項目の動画を見たりするもの。一つ一つの動画が短いから、隙間時間を使って見られるのも売り。

教員からすると、どの生徒がどの動画を見たかチェックできるので、便利だと。

確かに便利だとは思うけれど、でも、それって、動画を再生しながら、マンガ読んだりゲームしたりしてても「視聴した」ことになってしまうから、どうなのかなって思う。

それにさ、私達教員が授業やっているんだから…。分からないところがあるなら、質問に来いって指導する方がいいと私は思う。ま、そう言ってもなかなか来ないけどね(笑)。

私は自宅学習課題は、問題集やワークブックをいっぱい出してますけどって、その会議で言ったら、副校長に鼻で笑われた。紙ベースでなく、オンラインの話を今はしてるってさ。オンラインってそんなに偉いの???

今はさ、問題集やワークブックにもQRコードが付いていて、ネイティブの音読が聞けるんですよ。だから、紙ベースってバカにならないんだよ、副校長!!!(でも、QRコードもインターネットにつながるから、結局これもオンラインか…笑)

とにかくさ、今のご時世、校長や副校長になる人は、自分の成績ばっかり気にして、とにかく目新しいことをやろうとする。バカみたい。昔から、学問に王道なしって、言うじゃないの!これをやれば即成績アップ、みたいなことがある訳ないのに、生徒にそれを売るなんて。恥を知れ。

言ってはいけないことを言いそうなので、今日はこの辺で。



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