文具コンサル松本

文房具歴がだいたい40年くらい。 売場でずーっと文房具を触ってきたけれど、きちんと体系…

文具コンサル松本

文房具歴がだいたい40年くらい。 売場でずーっと文房具を触ってきたけれど、きちんと体系付けたものがないのでまとめてみることにしました。できるだけわかりやすく、なんでこんなふうになっているのだろうということを誰かにうまく伝えられる、そんなものになれば。

最近の記事

文房具の新しい教科書(シャーペン編)

少しずつ、自分の備忘録的に書いている記事なので、整理ができてないところもありますが、今回はシャープペンについてまとめています。 だいたい、シャーペンってなんなのよ、みたいなところから自己質疑応答を繰り返して、世の中の文具に関わる人がちょっと便利になればいいかな。 では、参ります。 シャープペン • 黒鉛と樹脂を焼成させた芯を一定の長さで繰り出し、芯が戻らないように固定することで筆記できるもの。芯の繰り出し方法で分類される。 ○ 繰り出し方式 § ノック 主に後端部を押下す

    • 文房具の新しい教科書(鉛筆編)

      社会人も長くやってきて、すでに販売するためのもの、になっている鉛筆。筆記具のカテゴリの中では新しいものが出にくい分野ではあります。でも小学生に上がるとまずは「鉛筆」。私のころはまだナイフで芯を削っていて、電動鉛筆削りは教室や一部の友人の家にしかないアイテムでした。 短くなった鉛筆は銀色のホルダーに入れて使い、その思わぬカッコよさに惚れて、長い鉛筆もホルダーに入れて使ったり、なんだかんだと書くこと以外の思い出が出てきます。そんな思い出は置いといて、そもそも鉛筆ってどんなもの?芯

      • 文房具の新しい教科書(筆記具の分類編)

        筆記具。文房具で一番に頭に浮かび、誰しも手にしたことがあるもの。ひとことでいうことは簡単ですが、文房具店では様々な筆記具が並んでいます。ボールペン・蛍光ペン・シャープペンなどが思いつくところでしょうか。その特徴や種類を分類しながら見ていきたいと思います ボールペン筆記具といえば、一番種類もあって筆記具メーカーがこぞって新しいものを生み出すジャンル。安定した筆記のためのインクフロー、なめらかさや筆記の心地よさ、はたまたノック音の低減まで。書き心地をこれでもかと追及する商品開発

      文房具の新しい教科書(シャーペン編)