フルサイズ機でL39マウントのオールドレンズ遊び、やらかしてます!
長年の夢であった、オールドレンズをデジカメで使う夢がやっと、個人的に実現いたしました。素朴に嬉しいです。夢の実現にはコストがかかるものです。40年ほど前に読んだとある広告の本に紹介されていた名コピーですが「愛には金がいる」というのがありました。何かの募金を集めるイベントに使われたものだったと思います。原文は英語で、Love costs Moneyとありました。ともすれば「愛は無償の行為」とか「ボランティアで」等々といったいかにも美しげな大義名分で、フリーランスの人間をタダでこき使う悪者どもが跳梁跋扈する世の中ですけれども・・・。
まあ余計な憤慨は横に置いておいて、今回はDream costs Moneyなのです。なかなかフルサイズ機に手が出せず、ずっとマイクロフォーサーズ機を使ってきましたが、フルサイズ機の中古価格下落で、ヤフオクの落札価格に、やっと手が届く状態になりました。思い切って、エイッとばかりにソニーのα7を入手したのでございます。しかしレンズを買うほどの余剰資金もないわけで。結局、かねてより所有していた旧ライカ用のスクリューマウントのレンズを、マウントアダプターを介して、使うことにしたのでございます。
マウントアダプター分の投資は、まあそこそこの必要経費と考えまして、実際にα7に装着してみると、新たな世界が広がっていったのでございます。
まずは、以前に紹介したキヤノン100mmF3.5です。フィルムカメラだとどんな映りになるか全くわからず、レンズのクモリ具合も不明瞭でしたが、これでよく分ります。すぐ画像の見られるデジカメのメリットを満喫です。
この後継玉として入手したのがコムラー105mmF3.5です。ちょっと長くて重くなりましたが、ちゃんとした望遠。レンズのクモリもありません。
標準レンズは、50mmではなく45mmのスーパーロッコールです。
もう1本はロモ40mmF4という変わり種。最近やっと修理屋さんから戻ってきました。
広角は35mmと28mmが定番ですが、35mmはロシアレンズのジュピター。後玉がどどーーんと後ろに突き出している存在感大のレンズでありますなあ。
そして28mmは、一番新しいフォクトレンダーなのであります。
私が集めたレンズは色々とレンズ沼の遍歴を重ねて手元に集めてきたもの。もっと簡単にL39マウントの世界にはまりたいなら、安価で高性能のロシアン・レンズでありましょう。このようなオールドレンズは、今のいろんな機能がぎっしり詰まったレンズに比べると、まことにコンパクトであっさりした重さ。今のレンズは、フォーカス、絞り、手ブレ補正などがあるために、バカ太く、クソ重くなっているのでございます。
ボディにちょこっと出っ張ったレンズを付けて、コンパクトに撮影できますが、残念ながら絞り優先の自動露出でしか使えません。そんな不便さも楽しみつつ、オールドレンズ遊びは続くのでございます。
でもなー、タムロンの28-200mも欲しいなー。大きなレンズだけれど・・・。
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