フェミニズムってなんだろう?
「いま翔び立つとき」を読むまでフェミニズム/フェミニストに対して
・関わったらやっかいそう
・何がそんなに不満なんだろう
・男性より賃金が安いと騒ぐって、男性からプレゼントしてもらったことないのかな?←
など最低なことを考えていました。
今なら言える「違う!そうじゃない!」
私は所謂「女性らしい」ものが好きです。
フリフリのスカートや高いヒール、何も入らない小さいバッグ
タクシーから降りるときや階段では男性に手を差し出していただきたいし
そうしてもらったらとても嬉しいです。
荷物を持ってもらったり、レディファーストをしてもらうと「大切にされている」と感じて幸せです。
だからフェミニストとして文句を言っている人は、男性からこういう扱いを受けてこなかった人たちだと勘違いしていました。
嗚呼、二度目の鈴木雅之さんが出てきちゃう・・・・
【本来の意味での】フェミニズムについては
こちらの本と↑↑↑
私の感想文で↓↓↓
知っていただけたらいいなと思います。
まぁ・・・フェミニズムに対してお恥ずかしい、大変痛々しい思い違いをしていたわけなので、フェミニズムに対して自分なりに色々考えていました!
そうしましたら(自己弁護ではないのですが)一種の自己防衛でもあったのかもしれないと考えつきました。
私は容姿がいいので(自分で言っていくスタイル!)、いい思いだけでなく嫌な思いもしました。
盗撮や痴漢・付きまといは制服を脱いだ今も日常茶飯事だし
私に会いたいがために宅配ボックスに荷物をいれてくれない配達員さんも居ました。
(私が声優であると知っていない場合の方が多いなぁ。)
レセプションなどで紹介された男性から毎日のように意味不明な「もっこり!」とか「千明ちゃまのおパンティ!」みたいなLineが来て辟易していても
(〇〇さんからご紹介された方だから無下にはできないなぁ・・・)
(これがサービス残業か・・・)
とかわいいスタンプを返して差し上げたりしていました。
芸能という職業柄「仕方がないもの」と諦めていたのですが、今思えばそんなことなかったんです。
無意識のうちに迎合して「面倒くさいと思われたくない」と自分から明るくふるまっていたのですが、MeeTo運動に参加できることをされていたんですね!
セクハラ態勢が強すぎて気づきませんでしたし
気づかなかったのは、自分が傷つきたくなかったからだと気づきました。
可愛く生まれてしまった弊害✨とおちゃらけていましたが
そういう事をされている自分を、認めたくなかったんですね。
弱いから。
そして容姿に関係なく女性はみんなこのような不愉快な扱いを受けたことがあります。
時に容姿
時に学歴
時に年齢
などなどきりがありませんね(*бωб*)!
そうは言っても私は割と「いやです」「ダメです」と言えるのでホテルに誘われるような事もなかったし、いつも危機は回避できていたので余計気づかなかったのかも。
(もっと酷いこと言われたりされている子の話も知っていたので)
だから「このくらいなんてことない」とごまかしていました。
それよりも「面倒くさい」と思われて「使いづらい」と思われるほうがデメリットだと恐れていました。
フェミニストのファーストステップとしては、こういう思い込みから「目を覚ます」ことなんだと気づきました。
何年も前から上記のような言動をする人に大した奴はいない!と悟ったので今は大丈夫ですし、飲み会などでは「不愉快」と思う程度の内容で実際に身体を触られたりはしていないので安心してくださいね(*бωб*)💕
最近はどんなに偉い人だろうと「申し訳ないんですけど、実は私 口の利き方がなっていない人と会話ができない体質なんです♡」と失礼なことを言ってくる人にキチンと対応できています。
それでも一定数なぞのマウントをとってくる男性もいらっしゃいます。
「自分のこと可愛いって思ってるでしょ?」
「有難いことに可愛いって言っていただくことは多いですね(*бωб*)」
「悪いけどそんなに可愛くないからwww」
みたいな人たち。
そんな人には
「蓼食う虫も好き好きって言いますもんね!良いと思います!」と好みを否定せず認めて差し上げます(*бωб*)꙳✧笑笑笑
まったく傷ついていないと言えば嘘になりますが、それ以上に
・何にそんなにおびえているんだろう?
・かわいそうな人だなぁ。
という思いの方が強いです。
こういう怯えている人に「対等なパートナーシップ」を提唱しても聞いてもらえないんだろうなぁ。
どうしたら良いのだろう?
一緒に考えてくださったらとても嬉しいです。
あと「声優だから」と興味はあるのに触れないようにしていた問題もたくさんあります。
妊娠や出産は女性だけの問題でないのに、なぜなんだろう・・・・
女性一人では起きない問題なのに、生理も低用量ピルもPMSも知らないおじさん達に何がわかるんだろう?
他人に身体を触られる恐怖と嫌悪がどれほどのものか、分かろうともしてくれてないのに
とニュースを見て憤りを覚えていましたが
未だに処女信仰がある「声優業界」で活動している「私」が「SEX」や「中絶」に対して発信することはいかがなものか?と思っていました。
これで炎上でもしたら作品と携わっているスタッフさんにも迷惑をかけてしまうなぁ。と思って。
でも、これからは。今からはちゃんと自分の考えは(問題にならない程度に)発信していこうと思います。
男性はもっと女性の身体について知るべきだし、教育を受けるべきだとも思います。
ネットの恋愛相談に
「妊娠を告げたら音信不通になった」
「避妊をしてと頼んだのに変な空気になったのが耐えられなくて生でしてしまった」
「コンドームつけてと言ったら殴られました。別れるべきでしょうか?」
「一人で中絶しました。」
などが多いこと。多いこと。
悲しい現実です。
「いま翔びたつとき」に出てきた発展途上国の男性と、先進国である日本の男性が同じ事をしているのは由々しき事態だと、私たちは認識するべきです。
何のために教育を受けてきたのでしょうか?
何のためにインターネットがあるのでしょうか?
私たちが言葉を話せるのは、誰かを励まし愛を伝えるためです。
私たちの両手は誰かを殴るのではなく、抱きしめて存在を認め合うためにあります。
私たちの両足は問題から逃げるためにあるのではなく、立ち向かっていくためにあります。
そうあると、信じています。
フェミニズムにも色々な段階があると学びました。
第二波などでは「女性らしい」格好などは良しとされていなかったらしいです。
ですが私は女性らしいものが好きだし、意図的に「より女性らしく」あろうと振舞っていますし努力もしています。
男性も女性も自分の意志で「性」を楽しむ。というのもフェミニズムの1つではないかと私は思います。
「女性らしく」という言葉と同じくらい、男性も「男性らしく」という言葉に重荷を感じていると思います。
そういったバイアスから解き放たれて「自分らしく」あるべきだと。
女性でもなく男性でもなく、「自分らしく」
そして認め合っていけるように。
フェミニストのセカンドステップは他者との違いを「認め合っていく」ことだと思います。
今回、本がきっかけでたくさん考えました。
セクハラや女性蔑視問題は他人事だと思っていました。
私も当事者だったのに。おかしな話ですね。
男性に嫌な思いをたくさんさせられてきました。
それでも愛さずにはいられません。
愛し合える男性を私は求めてしまいますし、それと同じくらいやっぱり男性は怖いです。
矛盾だと思われてしまうかもしれませんが、男性を他人に置き換えてみたらどうでしょうか?
知らない人は怖いけど、人は一人では生きていけません。
ジェンダーで分けるからややこしくなるんです。
すべては「人」対「人」の問題なのだから、私は矛盾だとは思いません。
私はね!
まだ知り始めたばかりだから浅学だけれど、今の現段階では私はこう感じました。
私のフォロワーさんが興味があるのはアニメやゲームなどの面白いこと
私の自撮りや想像を掻き立てられる写真であること
それを良く理解しています。
求められるものと自分の価値を理解していると思っていました。
だからうまくやっていると思っていました。
SNSはお仕事のためにフォロワーさんを増やすことが目的。
だから今回のこの記事でフォロワーさんが減ってしまうかもしれない。
意識高ぶった面倒くさい女だと思われるかもしれない。
それでも勇気を出して、自分自身の考えを素直に発信していきたいと思いました。
間違っていると思ったり「私はこう思う」などがありましたら是非ご指摘くださいね!
みんなで考えていきたいから。
この記事を読んくださっている、そこのあなた!
これも何かのご縁なので私と一緒に考えていきましょう!
世界は変えられないけど、自分は変えていける(*бωб*)!
えんぱわーーーーー!!!おーーーーー!!!笑
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