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1955年と1996年への時間旅行

やたらと眠い💤😭💤。

夏のクーラーのきいた部屋というものは、
いいものだ。

アリイの1955年のトヨペットクラウンのプラモデルを買った。

箱絵のパンナム機がいい。

人生最初に作った、ちゃんとしたプラモデルは、
なんかアメ車だった気がする。

それで、凄く手をケガしたのだが、
もしそういうことがなければ、
もっと早くプラモにハマっていたかな。

このプラモの車が、1955年製ということで、
1955年のことを色々調べてみると、
遠藤周作の「白い人」が芥川賞を受賞している。

プラモ部屋でさっきまで、クラウンのホイールをシルバーで塗っていたんだけど、
ふと本棚の奥の列に目が行ったときに、
新潮文庫の「白い人·黄色い人」が目にとまった。

今、寝転んでそれを読んでいる。

その本にチラシが挟まっていた。

梶井基次郎のしおり、みたいなものと、
1996年の新潮文庫の100冊のラインナップである。

つかのま、ぼくは28年前の夏に時間旅行をしていた。

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